抱いていたシチリアのイメージそのもの、美しき保養地タオルミーナ。

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出発前、長い滞在期間で日本が恋しくなるのではという考えもよぎったシチリアの旅。

そんな思いとは裏腹に、まったく日本が恋しくならぬまま旅は後半へ。シチリアの美しき保養地、タオルミーナを訪れました。

ちなみにタオルミーナはここ。

タオルミーナはイタリア全土だけでなく、世界中から人が訪れる一大リゾート地。

青く美しく広がる海と、海を見下ろすようにそびえるエトナ山を一望できる素晴らしいロケーション。通りにはアーティスティックなお店や伝統的なブティック、お土産店にカフェ、小路には隠れ家的なリストランテが見え隠れ。

のんびりと休暇を楽しむための要素がこれでもかとつまっている街でした。そんな魅力的な雰囲気が多くの人たちの心を鷲掴みにするんでしょうなぁ。

メインストリートの途中にある広場には景色を眺められるテラスが張り出すように作られていて、通るたびに多くの人で賑わっていました。

4月9日広場

わたくしたちはこのメインストリート上にある、とても素敵なホテルに滞在。

そういえば、このタオルミーナはとても大きな観光地なだけあって、それはそれは立派な立体駐車場があり、安心して車を停めておくことができました。( 料金は日本並みに高かった。)

で、ホテルのフロントのお姉さんにおすすめのお店を聞いて、さっそくランチへ。「ティラミス」という可愛らしい名前のお店でした。

が、料理のボリュームは全然可愛くなく、むしろがっつり系。笑

photo by 夫

photo by 夫

食べかけ失礼。

お店イチオシの魚介のパスタを注文。あぁ、こんなパスタが食べたかったんだ!という理想の味で大満足。量は 1 人前だけど 2 人前と間違えてない?というほどでしたが、あまりのおいしさに完食。

夫にも食べるのを手伝ってもらいましたが、普段のわたくしでは考えられない食べっぷりだったようです。ちょっと油の多さは気になったけど、それでもほんとにおいしかった…。

そして、お店の名前にもなっている、

photo by 夫

photo by 夫

ティラミス。

わたくし、今までティラミスは苦手でほとんど食べることができませんでした。こってりとしたチーズ、甘ったるいコーヒーをたっぷり吸いこんだようなスポンジ生地。とにかく、くどいデザートのイメージしかなくてですね。

でも、ここのは違いました!

今までのティラミスはなんだったの!?というおいしさ。

甘いのはもちろん甘いのですが、ふわっふわの軽い食感といいますか、口に入れるとなくなるようなクリームにまず驚き、下のスポンジ部分はコーヒーの味はせず。しかも、スポンジとはまた違った食感に驚いておいしくて。

日本のティラミスはティラミスではないな、と思いました。他のお店でも食べましたけど、似たような感じでしたし。

そして、スポンジ部分に使われているのは、先日少し触れたマルサラ酒。べたつきのない甘さがおいしくて。

ただ、とにかくサイズが大きくて、そういう意味では甘さが段々と気になっていきましたが、日本と同じくらいのサイズで提供されれば完食できるだろうな、というおいしさでした。

大満足でお店を後にしつつも、ここタオルミーナはちょっとだけ値段が高めだな、ということも感じました。いわゆる観光地価格なのではないかと。

その後は通りを散策したり、陶器屋さんをのぞいたり、ジ◯ーラモを渋くしたようなダンディが作った生搾りオレンジジュースの味に歓喜したり(あまりのおいしさに翌日も飲んだ)、タオルミーナの街を満喫いたしました。

可愛いお店が軒を連ねる場所もあれば、

photo by 夫

photo by 夫

昔ながらの…という言葉が似合いそうな店構えのところもあり、

タオルミーナ

飽きることのない景観でした。

こうしてたっぷり散歩したのに、お昼の腹持ちが良すぎて夜になってもお腹が空かないので(このときと同じ状態に…)、夕食はスーパーで調達して部屋で済ませました。

と、簡単に書きましたけど。

買い出しに行ったスーパーでは、ハム & チーズ量り売りコーナーの天井の一部が突然剥がれ落ちてきて騒然となったり(かなりの衝撃音でした)、時間をおいてもう一度スーパーに行ってみたら清掃と仮の修理が終わっていてイタリア人の仕事の早さに驚いたり。ホテルに戻ればここまでの旅の疲れが出たのか、夜は夫と少々ピリッとした雰囲気になったりと、それなりにいろいろあった夜でした。

それにしても、スーパーでは人が下敷きにならず、けが人も出なくて本当によかったです。けっこう大きな瓦礫で、直撃してたら命に関わっていたかもしれないとヒヤッとしました。われわれが今こうして何事もなく過ごせているのも不思議な感じです。

そういえば買い出しの帰り道、おじさんに「コンバンハ!」と声をかけられました。ふたりでお酒を飲んで楽しく酔っぱらっていた、とても陽気なオッサンコンビ。そばにいた犬もとても可愛らしかったです。

タオルミーナのわんこ

おじさんたち、あまり綺麗な恰好ではなかったけど、どこの人たちだったんだろう…。

翌朝はギリシア劇場へ。

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タオルミーナの街は崖の中腹のような小高い場所にあるのですが、ギリシア劇場はそこから少し高い位置にあるので、

ギリシア劇場からの眺め

さらに素晴らしい眺めを楽しむことができます。

もちろん、海も。

タオルミーナから眺める海

タオルミーナの雰囲気と景観は、わたくしがイメージしていたシチリアそのもの。海を眺めながら食事を楽しめるお店もたくさんありましたので、夕方はビール片手に、夜はワイン片手に、美しい景色をつまみにして飲むのもいいですね。

それにしても、もう少し晴れていれば…!!

で、冒頭にも書きましたが、タオルミーナでは「いいホテル」に宿泊。白で統一された清潔感と高級感漂う、とても快適なホテルでした。

階段しかなくて荷物運びがちょっと厄介でしたが、上階の部屋は眺めがよさそう。われわれの部屋は 2 階で通りに面しており、行き交う人たちを眺めているのも楽しかったです。

何より朝食がよくて、最上階のオープンテラスで景色を楽しみながら食べるスタイル。屋根がついているので、雨の日でも安心です。

オムレツや目玉焼きなど、好きな卵料理を作ってもらい、アツアツを食べられるのも好印象でした。おしゃれなビンにフルーツやジャムと共に詰められたヨーグルトも手が込んでいておいしかったなぁ。(´ω`*)

タオルミーナでの滞在を満喫したわれわれは次の目的地、エトナ山のふもとへと向けて出発したのでした。

続く。

おまけ。
タオルミーナを出発してすぐ、海岸にも降り立ってみたわれわれ。

海岸

実際にはもう少し明るい砂の色でしたが、なじみのある太平洋沿岸の景色に似ていました。曇りだというのに、とても日差しが強くて目をしっかり開けていられなかった…。

それにしても、波の音はどこで聞いても心地よいものですね。(´ω`*)