シチリアへ旅行するにあたり、どうしたものかと頭を悩ませていたもののひとつに「靴」がありました。
長時間の飛行機による移動、たっぷり歩くかもしれないという可能性、いいお店で食事をしてみたいという願望、現地の気候の様子…、まあ、海外旅行でなくとも何を履こうかと悩むものですが、今回は予想できないことが多くてほとほと困りました。
とりあえず、足が痛くなって歩けなくなるという不安要素だけは潰しておきたい、つまり、歩きやすい靴が必要、でも手持ちの歩きやすい靴は夏物ばかりで不向き…。
ということで思い切って靴を購入!
一時期、巷でとても流行っていたミネトンカの靴です。今更ながらの初購入。
妹や友人がミネトンカの靴を「履きやすいよ~」と話していたのを思い出して、店舗を探してみたところ栄のラシックにあるという情報を発見。
ミネトンカといえば、フリンジのついたブーツやローファーのイメージが強く、実際お店にはそういった商品が多数並んでいました。
残念ながら、5 月にお店を訪れたところ、栄のラシックからは撤退したとのことで別のお店になっていました。
足を運んでいませんが、ジェイアール名古屋タカシマヤで取り扱いがあるようです。お店の形態は不明。
だがしかし、わたくしが購入したのはそんなミネトンカらしくない靴。
かわいい!と感じた靴から試着していったのですが、それらは履いたときの見た目も履き心地もしっくりくることはなく。結局、ちょっとおばちゃんチックに見えなくもない靴、これが足にジャストフィットしました。
この靴は「ムースハイド・クラシック」という名前です。ちなみにナチュラル、ブラック、チョコレートの 3 色展開で、購入したのはチョコレート。
エゾシカ…だったかな、よく北欧系のイラストやモチーフに登場するあの動物の皮とのこと。高級っぽい!(憶測です。)
ほかの靴に比べて履き心地がダントツによかったです(わたくし比)。底はふかふか、側面の当たりは柔らかく、足をやさしく包み込むような心地よい履き心地。
皮膚チェックというものをおこない、本当にわたくしの体に合っていることも確認しました。
あ、皮膚チェックについてはこちらで詳しく書いています。興味があればぜひ。
そして、「この幸せな履き心地を夫にも体感してもらいたい!」なんて言っていたら、男性用もあるとのこと。ミネトンカは女性の靴しか扱っていないと思いこんでいたのでびっくり。
で、夫もあれこれ試しているうちに欲しくなってしまって…
買っちゃった!
まあ、わたくしのとは違うタイプのものですが。「ドライビングモカシン」という種類で、こちらもクラシックタイプなのだとか。
カッコイイ。
ドライビングシューズと呼ばれている靴で、かかとの粒がアクセルを踏むときにちょうどよいクッションになる感じ。
靴の裏まですべて本革仕様。そしてなんとこの粒々、
職人さんがひとつひとつ手で付けているので、1 足 1 足が世界にひとつだけとのこと。おぉ。
総革ゆえ、弱点は雨。そこがネックとなり購入までかなり迷ったけれど、旅行中は問題なく過ごすことができました。
ちなみに、これと同じものを履いていたお姉さんによると本当に雨に弱く、すぐに水がしみ込んでくるそうです。(´・ω・`)
それにしても夫の靴の方が断然フォトジェニック。絵になるなぁ。わたくしは実用性を最優先だもんなぁ。あ、夫はデザインを気に入っており、でも履き心地も問題ないとのことです。念のため。
気になるお値段はわたくしのほうが高し。16,000 円(税抜)、一方、夫のは 14,000 円(税抜)。大きさが全然違うのに、粒々で手間がかかっていそうなのに、わたくしのほうが高いとは。いやはやなんとも。
暖かくなって再びこの靴を履けるシーズンが到来した暁には、おでかけに活躍させたいと思います◎
その前に、合わせる服を研究しないとだな。