前回の続き。
お寺の境内には定番のあじさいだけでなく、
“がくあじさい” やちょっと変わったあじさい、
そのほかの植物の姿もありました。
まずはガクアジサイ。(読みにくいのでカタカナ表記。)
外側だけをスポンジや布を使ってちょんちょんっと染めたような、
ざっくりとした色合いがかわいい。
ピンク色も鮮やかで濃厚で、すごくキレイ。
八重咲きのものも。
そういえば、あじさいは日本原産なんですけど、
日本に昔からあったのはガクアジサイやヤマアジサイ。
現代で最もポピュラーとされる、まるっとした形のあじさいは
ヨーロッパで品種改良されて、逆輸入(?)されたものが広まった、
という突然の豆知識。
ところで写真のあじさいは、
ガクアジサイなんだろうか、
ヤマアジサイなんだろうか?(´ヘ`;)
ガクアジサイとヤマアジサイって
どういう風に見分けるんだろう…と思って調べてみたら、
素人判断では難しいかも、という内容発見。
そうなのかー。
じゃあ「ガクアジサイ」で統一しておきます。( ̄m ̄*)
違っていてもご愛敬ということで。
で。
上の八重咲きとちょっぴり似ている
あじさいを発見。
でもこれは…
柏葉あじさい(カシワバアジサイ)、というあじさい。d(・ω・*)
あじさいの葉っぱは、まるっとしていて
フチがギザギザしているものが多いと思います。
でもこの柏葉あじさいの葉は大きな切れ込みがあり、
色も紅葉したかのような色を帯びており、その風情がなんともいい感じ。
* * * * *
境内ではユキノシタも発見。
木陰でひっそりと、でもわらわらと咲いていました。
…そういえば、ユキノシタもあじさいと同じように
日陰が似合う花だなぁ。
その近くでは、もみじがたくさんの種をつけていました。
残念ながら、種がくるくると舞い落ちる姿は見られず。
フキの葉に隠れるようにして
こんなにかわいらしいお地蔵さんも。
ほのぼの。
立派なカメラを持ったお姉さんが
低ーい姿勢で何かを撮ってるなぁ…と思ったら、
このお地蔵さんでした。よく見てるなぁ。
お寺とあじさいはとてもしっくりくる組み合わせですね。
そしてこのお寺には約 10,000 株のあじさいがあるのだとか。
愛知県有数のあじさい観光スポットとして紹介され、
たくさんの人が写真を撮りに来るのにも納得です。
以上、あじさいの季節を堪能できて満足満足。
また来年も美しいあじさいが見られるといいな。(●´艸`)