もう松の内も終わる頃ですが、新年あけましておめでとうございます。
個人の主観で好き勝手なことをあげつらっている弱小ブログではございますが、何かが誰かの心に響き、少しでも何かの役に立てるような、そんな内容をお届けできたらと思っております。
今年も、意気込みだけは立派です。(どこかでも書いたな…。)
イタリアの話もまだまだアップしたいことがある中、今回は年明けらしくお正月のお花をご紹介。
昨年はこのような花を自宅に飾りました。
記事の出だしが今年と似ております。いつもこんな感じなのか…。_| ̄|○
で、今年も自宅に花を飾っていますが、その話はもう少し後に。
まずは、2016 年最後のお稽古で生けたのは、
実家用のお正月の花。
ポンポン菊、梅、千両、若松の組み合わせです。
ポンポン菊の後ろに見える、緑の 2 本の枝は梅の “ずばえ”。新しく生えた若い枝のことで、新しい年のおめでたさ、勢いを表現するために、高くまっすぐに生けます。
全体が分かりやすいように撮りましたが、実家の玄関では低い位置からの目線となるため、剣山が完全に隠れるよう、千両を下のほうにまとめました。
そして、実家で生け直したらポンポン菊がよりかわいく見えました。
白い菊がお屠蘇を飲んで、ほんのり頬を染めたような色合いが愛らしく美しい。(●´艸`)
おせちの菊花かぶにも見える。おいしそう。
ただ今回のポンポン菊、残念なことに茎が細くて弱かったため、葉が数日でしおれてしまいました。
お正月の帰省時に葉をすべて落とし、全体の背丈を下げて菊の花だけが見えるように生け直し。ポンポン菊の花が健気に咲いていたのが救いです。
そして自宅には、夫の実家の裏庭に生えていた千両を。
光量が少なくて、若干ピントが合っておりません。m(_ _)m
生け花の先生に頂いた、歌舞伎座のお土産(キャラメル)と、鏡餅でお正月らしく。餅の上に何か乗せないとさみしいとは夫談。
この千両、なかなか丈夫です。水切りもせず生けてみたのですが、何日経ってもまだまだ元気にこの状態。実がぽろぽろ落ちるまでは頑張っていただきましょう。( ̄m ̄*)
それにしても、クリスマスといえば「実のついたひいらぎ」のイメージがありませんかね?昔の話かな?
ひいらぎと実、千両と実、両方とも「緑色の葉 + 赤い実」ですが、千両の場合はクリスマス感が出ずにお正月感が出てきて、逆にひいらぎの場合はお正月感が出ないから不思議です。細かな違いだと思うのにな。
残った千両はこちらのうつわを使って、
リビングにちょこんと生けました。
後ろをもう少し整理してから撮ればよかった。とか言いながら載せる。
こんなわたくしではございますが 2017 年もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
まみ