雪が降るかもしれないという週末、天候を心配しながらいけばなのお稽古に行ってきました。
今回の花材は桜。池坊ではちょっと特別扱いされているともいえる、大切な花のひとつです。まあ細かい話は割愛しまして…、作品を仕上げたときには少しだけ咲いていた花ですが、
たった数日でたくさんの花を咲かせました。
まるでおしゃべりしている女の子たちみたいな賑やかさ。(●´艸`)
あ、だから “話に花を咲かせる” なんていうのかな。
玄関は白熱灯タイプの電灯なので実際の色よりもオレンジがかっていますが、それもまたいいですねぇ。
この桜は「トウカイザクラ(東海桜)」という桜。一般的によく知られ、見かける機会も多い「ソメイヨシノ(染井吉野)」などとはまた違う美しさがあります。
実際の開花時期はもっと先なのですが、温室で育てられているのでしょう、だいぶ早い開花です。
お稽古の翌週には花の終わった枝を、咲きかけの花やつぼみのたくさんついた枝へと総入れ替え。
どんどんどんどん開花します。
花の大きさはソメイヨシノの 4 分の 1 くらいかな…。大きく開いた状態で 2 cm 程度です。
形も色も言葉にするのがはばかられるような美しさ。
可憐に咲く様子がソメイヨシノなど大ぶりの桜にはない風情と品を感じさせるよなぁ、と思うのはわたくしだけですかね。
少し暖かくなったものの、まだまだ寒いこの時期に一足早い春を感じられてよかったです…というか現在進行形で桜が満開、すでに春のようなわが家です◎
おまけ。
週末はひさしぶりに沖縄へ行ってきました。
たぶん「ヒカンザクラ(緋寒桜)」と思いますが、そこかしこで桜が咲いていました。沖縄本島の各地ではすでに桜まつりがおこなわれた後。沖縄の春の訪れは本当に早いですね。(ノ゚ο゚)ノ
そういえば、の過去記事↓
ではまた◎