先月の話ですが、実家で「たくさんすぎて飾れない~」ということでもらってきました。
(これを書いているのは 3 月。)
まだまだありましたけど、わが家でもそんなにたくさんは飾れないんで。( ̄m ̄*)
花が咲いているものから優先的にリビングで飾り、
まだつぼみのものは寝室で待機。
※寝室は一番寒い部屋なので、花が咲くのを少しでも遅らせよう作戦。
黄色とだいだい色、2 種類のユリがありましたけど、
黄色のほうが好みだったので、黄色のユリを中心にもらってきました。(●´艸`)
目の覚めるような、鮮やかな黄色がなんとも美しい。
花が少し咲き始めたとき、指をつっこんで雄しべを取れば
まだ雄しべが開いていないので、手にも花びらにもつきません。
…という微妙に役立つ豆知識。
密かに、開いていない雄しべを取る作業が楽しみで
毎日ユリの咲き具合をチェックしておりました。( ̄m ̄*)
雄しべチェックだけでなく、こまめに水を変えたり、枯れた花を落としたりと
あれこれ手がかかりますけど、花がある生活ってなんとなく潤いがあるように思います。
沖縄で購入した水差しに生けました。
百合の頭は重いけど、
どっしりとした形のガラスの器に水を多めに入れているので安定しています。
午前中に写真を撮り、
午後に寝室で咲き始めた何本かを追加し、
暖房の効いた暖かいリビングで放置していたら…
夜の時点でこんなにたくさん開花!
ある意味、満開。笑
なんとなく階段状というのか、立ちのぼるようなイメージで生けてみました。
花器はどっしりしてるから大丈夫。倒れません。
それにしても、咲きかけの花って美しいなぁ。
池坊のいけばなでは未来を象徴するものとして
咲きかけの花は喜ばれ、愛でられます。
(枯れかけた葉なども美しさを見出して生けたりします。)
ちなみに、だいだい色(っていうと年寄扱いされるけど、つまりオレンジ色ね)の
ユリは咲くと花びらが反り返るタイプでした。
わたくしはこの黄色のユリのように、
開ききっても花びらが反り返らないタイプのほうが好き。
ユリはいい香りがするし、花持ちもいいし、見た目も華やか。
少量飾るだけでも華やぐのでオススメです。(´ω`*)
似たような花にカサブランカ(ユリの一種)がありますが、
こちらは香りがかなり強いので、食卓のある部屋には置かないほうがいいかも。
花も一般的なユリより大きくて豪華です。
まるで日本人と西洋人のような感じ。笑
ユリもカサブランカも、花粉が洋服などにつかないよう、雄しべを取ることを忘れずに。
取った方が見た目も美しいと思います。d(・∀・*)