友人たちを招いての食事会、残念ながら参加できなかった友達もちらほら。
そのうちのひとりの友人は出産のために里帰り中。
東京での勤め先が花屋さんだったことから、立派なお花が届きました。
東京からでっかい箱で到着。( ̄m ̄*)
アネモネやフリージア、麦といった春を感じさせる花材がもりもりと。
白のデンファレもニョキニョキ入っているし、なんだか豪華。
中でもひときわ目立つのが、
ダリア!
これは黒蝶ダリアと呼ばれていまして、
近年のダリアブームの火付け役となった品種なのであります。
この黒蝶ダリアが登場するまでは、ダリアという花はちょっとダサいというか、
時代遅れ的な扱いだったように思います(わたくしも、そのひとり)。
かっこいいよねぇ、立派だよねぇ、大きいよねぇ。
赤い花びらに黒色を吸わせたような、迫力ある色が美しい。
じーっと見ていると引きこまれそうな、妖艶な魅力があります。
色味が暗いので、写真泣かせな花でもあります。
(ピントが合いづらい。)
ダリアはメキシコ原産の花と知り、なんだか意外なわたくしです。
昔から身近な花だから、アジアあたりが発祥かと思っていました。
そして、ダリアとアネモネに寄りそうに入っている、
白い花にお気づきでしょうか?
6 枚の花弁と、小さな花がたくさん集まって
なんとも愛嬌のあるかわいらしいこの花…
アリウム、と言います。
勘のいいかたはお気づきでしょうか?
そうです、ネギの仲間なんです。
切った茎の断面を触ると、手にはネギのようなニラのような、
なんともいえない田舎の香りが残ります。笑
見ためとのギャップがなかなか。
香りもネギ科なだけに、わりとパワフルです。笑
最初はこれがネギの仲間か~、なんて驚いたものですけど、
花を小さくして丸くすればネギ坊主みたいだもんな、と納得。
ダリアもアリウムもデンファレもフリージアも、
アネモネ以外はわりと日持ちのする花なので、手入れをしながら長く楽しみました。
友よ、ありがとう。
ちなみに、アイビーというグリーンやデンファレの一部、
ナデシコグリーントリュフという、マリモみたいな花はまだ健在。強い、強いぞ。
それにしても、
黒蝶ダリア、好きだなぁ。