このワインイベントがきっかけとなり、岡山県まで行ってまいりました。
いつかどこかで書いたことがありますけど。
大学生くらいまでは、人との出会いというものは受け身でいても自然に訪れるものでした。
ですが、社会人になって日々の生活がパターン化してしまうと、自ら行動を変えない限り人との出会いはなくなってしまうものです。
社会人、しかも家に引きこもり気味なわたくしですが、こうして新たな出会いに恵まれて、さらには何か目的を持って集まることができるのは本当にありがたいことでございます。
家で PC に向かって黙々と作業しているのも好きですけど、外でアクティブに動くのも楽しいですね。うまいこと両方のバランスを取っていきたいなぁ。
で、今回一番の目的はワイン仲間の主催する、日本ワインの会に参加するため。d(・∀・*)
その前にワイナリーを訪れたり、豪華なワイン会をしたり、もういっちょワイナリーを訪れたりとワイン漬けな今回の旅でもありました。
岡山県といえば、わたくしは電車の乗り換えでしか降り立ったことのない場所。でも母は倉敷がお気に入りの地でちょくちょく話を聞いておりまして、いつか訪れてみたいと思っていたのです。
現地での行動を考えて、一泊は美観地区の入り口にあるホテルを予約(夫が)。そのときに「美観地区」なる言葉を初めて知りました。
なんというか、「美観地区」って不思議というか、変わった地名ですよね。”見た目が美しい街” というストレートな意味合いは伝わってきますけど、聞き慣れないタイプの地名なのでインパクトがあります。
ある一部の区間が整備され、あとは普通の街並みなんだろうなぁと思っていたのですが、予想は大きく外れました。
景観のよい区間はとても広くて統一感があり、路地や小道も楽しく、訪れた夕方は老若男女で賑やかでした。賑やかといっても耳障りな賑やかさではなく、みんなが各々街並みや風情などを楽しんでいるような、和気藹々とした雰囲気。
若い女性たちのグループや、外国人観光客、カメラ好きな地元のおじさま、大学生と思しき男の子たちなど、いろんな世代がごっちゃになった不思議な光景。
夜はポケモン GO を楽しんでいるであろう一角を目撃しまして、蛍のようにスマホが光るその様子はちょっと異質な空気でしたけど。( ̄m ̄*)
普通に人も住んでいて、古い町並みの中に生活感のある感じもよかったなぁ。
マスキングテープのお店、古い酒屋さん、作家さんの作品を集めた雑貨屋さんなど、魅力あふれるお店もたくさん軒を連ねておりました。女友達や姉妹で来たら長居してしまうこと請け合いです。
翌朝は明るさのある曇り空でした。静かな街並みの静かな小道を抜け、
朝の散歩を楽しみながら向かったのはパン屋さん、「mugi」というお店。
夫の事前調査により、朝ごはんはここで食べることに決めていたのでした。
イートイン可能なパン屋さんで、1 階でパンを購入して 2 階で食べるというシステム。2 階へは履物を脱ぎ、まるで家に上がるかのような感じで移動。木の床の感触が気持ちよかったです。
2 階のテーブル席に着いてから飲みものを頼み、夫ともぐもぐ。
くるみパン(一番奥)や、ナッツがぎっしりと詰まったパン(キューブ状のもの)が特に美味しかったです。飲みものは普通かな。わたくしも夫も、日本の紅茶をいただきました。
2 階には、先客が 2 組。空いたテーブルは 3 つほど残っており、どのテーブルや椅子もどっしりと大きくて質が良さそうでした。心地よい空間の中でのんびりとパンを食べてお店を後に。
帰り際、来たときにはなかったパンが焼き上がって並べられていたので、お店の了解を得て写真をパチリ。
ありがとうございました & ごちそうさまでした◎
で、ホテルへの帰り道では数年ほど音信不通となっていた知人にバッタリ遭遇!
山陰在住の知人と、まさか旅先で会えるとは!唐突な巡り合わせに目を白黒させながら、簡単に近況をお聞きして解散。
お元気そうでなりよりでしたし、夫の紹介もできてよかった~。またいつか会えるといいな。(´ω`*)
ホテルのチェックアウト後は引き続き美観地区を散策。朝の散歩でチェックしたお店や、妹へのお土産にとマスキングテープ屋さんにも。面白い観光もしましたので、それは次回に。
それにしても、倉敷美観地区がこんなにも楽しい場所だとは思ってもみませんでした。今回訪れることができて本当によかったです。ヽ(・∀・)ノ
その名の通りの美しく風情のある景観と、魅力的なお店がたくさん見つかる倉敷美観地区、おすすめです◎