ピスタチオの味がクセになる、シチリアで購入したピスタチオクリーム。

ピスタチオクリーム

唐突ですが、視界に入らない食材って存在を忘れてしまいませんか?

わたくしはその傾向がおおいにありまして、戸棚の奥深くに行ってしまった食材、冷凍庫の底に眠っている食材・食品をすぐに忘れてしまいます。

でまあ、その流れでお察しとは思いますが、先日もふとしたきっかけであるものを発見。

それはシチリアで購入したピスタチオクリームでありまして、なんと未開封!そして賞味期限は切れている!なんてもったいない!ということがありました。

で、さらにそこから、このピスタチオクリームのことをブログに記録していないことにも気づいたので、あらためて残しておこうと思います。

ピスタチオクリームって、こういうものです

ピスタチオは多くの人がきっと知っている、こちらのナッツのこと。

ピスタチオ

わが家はナッツ類も好きでして、ミックスナッツをたまに購入します。一度にたっぷりの量を買って一生懸命消費して飽きるので、年に 1 回程度ですが。笑

よくあるナッツといえば、アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ピーナッツ、マカダミアナッツといったところでしょうか。

で、ナッツにも価格差があって、わたくし調べではアーモンドやピーナッツは安い部類、くるみやカシューナッツはほどほど、マカダミアナッツは高価な部類に分けられます。

ピスタチオはというと、マカダミア同様、お高いグループに属します。殻もついているから、割高感倍増。

そんなピスタチオを贅沢にもペースト状、クリームに仕上げてしまったシチリアのお土産品がこのピスタチオクリーム。

これ、シチリアがピスタチオの名産地であるからこそ成せること。一瓶で一体いくつのピスタチオを使うのだろう…。

ピスタチオクリーム

緑色をしたものと、白っぽい色をしたもの、2 種類を購入。写真ではかなり白いですが、実際はもう少し緑がかった色合いをしていました。

緑色は甘くなく、ほのかな塩味。白は甘いもの。両方ともおいしいのですが、特に甘いのがお気に入り!

味はピーナッツバターによく似ており、それを上品にしたような、そんな味です。

子供の頃はピーナッツバターが大好きでした。こんがりと焼いたあつあつの食パンにピーナッツバターをたっぷり乗せて、溶かしながらまんべんなく塗って…。

それを大きな口で頬張るとノドが焼けそうなくらいの甘さ。とろりとした甘さと香ばしさを堪能することに幸せを感じておりました。

大人になってひさしぶりに、贅沢にもピスタチオでさらにおいしく味わうことができるとは感動でした。

ピーナッツバターよりも香ばしく、くどくもなく、小さなカケラがたまにシャリッとした食感を出し、まあとにかくおいしかったです。

甘くないペーストのほうはパスタなどの料理に使うことが多いようですが、うまく活用することができませんでした。

シチリアのお土産に大量(といっても10個くらい)購入!

たぶんシチリアのお土産としてメジャーなピスタチオクリーム。

観光地で売られていたものは観光地価格、スーパーで売られていたものは見た目がいまひとつでした。

わたくしたちが購入したのはカターニアのお店。冷えたスプマンテを出してもらったり、おいしいワインや近くのオステリアを紹介してくれた、お気に入りのお店です。

こちらの記事で触れています。

日本からやっとの思いでカターニア・フォンターナロッサ空港に到着したわれわれですが...
シチリアでは、たくさんの魅力的な人々に出会い、助けられて旅を続けることができました...

購入したピスタチオクリームは、80g と 220g。220g の甘いタイプは自宅用にひとつ。あとは 9 つほど小さなサイズを選びました。価格は、小さなほうが 4.8 ユーロ。大きな方は失念。

ピスタチオの名産地シチリアでも、高級なものの部類に入るようです。シチリアのスーパーでも、シチリアのお土産コーナーのような、特設っぽい場所に鎮座しておりました。

例えるのなら、元静岡県民のわたくしが、おいそれとうなぎを食べられないのと一緒でしょうか…。

日本でもネットなどで手に入れることはできますが、すごく高いようです。

ところで、ピスタチオってどんな風に実をつけるんだろう?と思ったことはありませんか?

わたくし、気になって調べてみましたので、見つけた画像を貼っておきます。鈴なり!

pistachio

画像出典 : Mihros / flickr


いつかまたシチリアを訪れて、ピスタチオクリームを買ってこようと思います◎

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おまけ。
ピスタチオという名のついた色も好きです。ワインノートもピスタチオ。

ワインブログも運営しているわたくし。酔っぱらって細かいことを忘れてしまわぬよう...
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