7 月、真夏のとても暑い日に奈良へ行ってきました。目的は、家具を注文するためです。
で、せっかく奈良まで来たのだからということで、憧れの奈良ホテルへ行ってきました。宿泊はできないので、せめて、せめてティーラウンジでお茶をさせて…!ということで。笑。
初めて足を踏み入れた奈良ホテル。そのティーラウンジはしっとりとした落ち着きのある空間でした。わたくしのイメージでは「大正浪漫」。
ホテル全体の印象としては古い学校といいましょうか、随所に趣を感じ、ゆっくりと滞在してみたいと思うホテルでした。
そういえば到着時、ホテルに近づくわたくしたちを発見したホテルスタッフがにこやかに近づいてきてサッと凍ったおしぼりを差し出してくれる、そんな場面がありました。
わざとらしさが一切なく、サービスを受ける側も構えることなく応対できる、さらりとした一連の流れはさすがだな、一流ホテルのおもてなしは違うなぁ、いつかは泊まってみたいなぁとしみじみ。
で、目的を告げると、快くティーラウンジに案内してくれたというわけです。
居心地のよいティーラウンジで、夏の紅茶を堪能しました
外はうんざりするほど暑いのに、冷房がしっかりと効いた室内は、目に映る美しい緑の木々の涼しさも相まって、とても心地よい空間。
わたくしは夏の時期だけであろう、タピオカミルクティーを注文。夫はロイヤルミルクティーのアイスを。
ロンネフェルト社という、ドイツの老舗紅茶メーカーの茶葉で入れられた紅茶の味わいは、驚きつつもうっとりしてしまうおいしさでした。
「アイリッシュモルト」という種類を使い、モチモチのタピオカがゴロゴロと沈んでいたアイスティー。
ふわっとスパイシーな香りが漂い、味からもそのニュアンスを感じることができ、タピオカという要素も加わってオリエンタルな味わいが新鮮な 1 杯でした。
ふだんのミルクティーとも、チャイとも違う、品のあるミルクティー。さすがです。
昼食直後だったので紅茶だけにしたのですが、傍らではケーキやサンドイッチなどを楽しむマダムたち。おいしそうだなぁ、もう少しお腹に余裕があれば食べたかったなぁ…と、ちらちら見ていたのはわたくしです。笑
再訪できるのならば、今度はケーキセットを頼みたいと思います。
本当にごちそうさまでした◎
「いいホテル」は紅茶がおいしいと思うのです
30 代半ばくらいからでしょうか、「いいホテル」のラウンジで紅茶を飲むのがとても好きです。このブログではこちらもそのひとつです。
名古屋や沖縄でもよかったな、おいしかったな、というところはあります。
でも、なぜ記事にしていないかと言うと、写真を撮るのに勇気がいるから。まわりは写真など撮らずにゆったりとお茶の時間を楽しまれている人ばかりなので。写真を撮りづらい空気…分かりますかね?
なお、渋谷エクセルホテル東急では、真剣に仕事をしていて周りの様子など眼中になさそうな人たちばかりだったので、あまり気兼ねせずに写真を撮れたのです。笑
ホテルで飲む紅茶は、雰囲気を差し引いてもとてもおいしく入れられていることが多いと思います。いいレストランもしかり。
この紅茶おいしい!と感激してそこで茶葉を購入しても、家で同じ味を再現できたためしがないのです…。あ、でも TWG の紅茶はかなりおいしく入れることができるのでおすすめ。
またおいしいお茶の時間を過ごせたらアップしたいと思います◎