2016 年に夫がタイへ行きまして、「タイ、すごく楽しかったよ!今度は一緒に行こうよ!」とたくさんのお土産話を聞きました。
お土産話の中でぜひとも行ってみたいと思ったもののひとつに、タイシルクのお店「ジムトンプソン」のセールがありました。
そもそも、夫がタイを訪れたことでタイシルクの存在を知ったわたくし。
お土産にもらった、タイシルクの草分け的存在であるジムトンプソンのポーチがツボにはまりまして、その様子を書いています。
実はこのポーチ、お気に入りの度が過ぎてしまい…、「使うことで汚れるのが嫌」という理由で日常使いができなくなっています。
そんな中、初めてのタイ旅行が実現。2019 年 5 月末、ジムトンプソンのセールに合わせてタイへと飛びました。
同じものがあるとは思えないけれど、同じようなものがあるといいなと思いながら。笑
ジムトンプソンのセールが開催されるのは 6 月と 12 月の年 2 回
ジムトンプソンのセールが行われるのはいつも 6 月と 12 月。でも、今年 6 月の日程がなかなか分からずじまいでした。
調べてみると 6 月の第 1 週が多いので、今年もその頃の開催であろうと予測して航空券を予約。ギリギリになって日程が分かり、予想が当たったのでほっとしました。
画像出典 : Jim Thompson (Facebook)
当日は、バンコク在住の友人、夫、わたくしの 3 人で会場へ。
日程がある程度決まっているように、会場も同じであることが多いようです。今回もこれまでと同じ「バイテックバンナー(BITEC BANGNA)」という場所での開催でした。
会場まではバンコクの高架鉄道、BTS(バンコク・スカイトレイン) で。「Bang Na(バンナー)」という駅が最寄りになります。
※写真は帰りに撮ったバンナー駅構内。右手に写っているご婦人方が手にしている黄色っぽい袋はジムトンプソンの買い物袋(レジ袋)です。戦利品がいっぱい詰まっているはず。みんなホクホク顔でしたよ。(*´∀`)
駅の改札を出てそのまま高架を歩けば会場へと繋がっているので、とても便利です。このルートは最近開通したらしく、夫が前回訪れたときは工事中でまだ使えなかったとのこと。
会場である BITEC BANGNA, 日本語では「バイテック展示センター」「バンコク国際貿易展示場」などと訳されています。
日本で言えば東京ビックサイトのようなものでしょうか…。でも、規模は日本のそれよりもはるかに大きく、当日もモバイルエキスポ、ゲームエキスポ、ペットに家具にとたくさんのイベントが催され、どれもそれぞれ賑わっていました。
なぜそんなにイベントがあったことを知っているかというと、ジムトンプソンのセール会場にたどり着くまで相当な距離を歩いたからです。
ウロウロと歩いても案内板などが見当たらなくて何番のブースなのかが分からず、友人がインフォメーションで聞いてくれました。そして、行きついた先はなぜか会場の裏口でしたが。笑
いよいよジムトンプソンのセール会場へ
買い物を終えて会場を出ると、そこが正面入り口でした。
会場の外では「ジムトンプソンファーム」のイベントも開催されていて、主に食べ物が売られていました。食品やレストラン事業も手掛けているのですね。
コーヒーやお菓子などの試食が充実していた印象です。
そして本命の会場内は…写真を撮っていません。
撮影禁止かどうかも確認していませんが、自分の持ち物は鞄ごと透明なビニール袋に入れられてきつく口を閉じられてしまいます。つまり、強制的にカメラが使えない状態に。おそらく、万引き防止の処置なのでしょうね。
ブースに入って思ったのは、日本人がとても多いこと。
友人もそう言っていましたし、彼女は友達にも遭遇していました。なんでも、駐在妻たちに大人気のイベントなんだそうです。奥様方は帰国時のお土産にと、ジムトンプソンのシルク製品をまとめ買いするのだとか。
布地のコーナー、マットやクッションなどのファブリックのコーナー、それぞれの商品ジャンルごとの区画になっています。商品は、まさにセールといった具合で什器に載せられていました。
スタッフさんも大勢いましたので雑然とはしておらず、どれも比較的見やすく整えられていました。ただ、T シャツなどの衣類は熱心に商品を掘り起こす人たちの数のほうが多いらしく、ちょっとだけ乱れていました。笑
ポーチ類、めがねケースなど、型崩れしないものはきっちり並んでいてとても見やすく、午前中なのにもう売れてしまったのか、そもそも個数がないのか、スカスカになっている所もありました。
特に日本人女性が多いな~と思ったのは、ポーチ、コースター、鞄の売り場。生地売り場にはタイ人らしき年配女性が多かったように見えました。
売り場には人が群れて殺伐として…といった雰囲気は一切なく、お互い譲り合いながらお目当てのものを選ぶ人が大半。そういえば、たまにアナウンスが入るくらいで、会場内は音楽などが流れるでもなく、とても静かでした。
買い物の仕方ですが、会場に入るとまずは大きくて透明なビニール袋を渡されます。その袋にポイポイと気になる商品を入れていきます。その後、商品を床に座って吟味できる、くつろぎスペースのような一角でじっくり検討して購入へ、という流れ。
その一角は、絨毯の床にテープを四角く貼って区切ってあるだけの簡素なつくり。たくさんの人がのんびりと休憩しながら、買うもの、やっぱりやめるものを選別していました。買わないものはそこに置いておけばスタッフさんが元に戻してくれるみたいです(友人談)。
ジムトンプソンセール、戦利品
というわけで、購入したものをご紹介。お土産に渡すものも合わせて、セールで買ったものはこちら。
- フロアマット
- プレースマット(ランチョンマット) x 4
- コースター x 4
- 各種ポーチ(フラットケース x 3, チップケース, コインパース)
- ティッシュボックス
- ネッククッション(ミニまくら)
- ノートブック
ポーチをいくつかとコースターが買えればいいなと思っていた程度でしたが、セール熱に浮かされてたくさん買ってしまいました。
それぞれのお値段は以下。
品物 | バーツ(THB) | 円(JPY) |
---|---|---|
フロアマット (W920 x H660 x D10) | 590 | 2,088.6 |
ティッシュボックス シルク | 590 | 2,088.6 |
ネッククッション (W300 x H200 x D90) | 300 | 1,062 |
プレースマット シルク (W510 x H330) | 390 x 4 | 5,522.4 |
コースター (W100 x H100) | 100 x 4 | 1,416 |
フラットケース (W220 x H150 x D10) | 200 x 3 | 2,124 |
コインパース (W100 x H85 x D35) | 300 | 1,062 |
チップケース (W170 x H110 x D45) | 480 | 1,699.2 |
ノートブック (W110 x H160 x D30) | 460 | 1,628.4 |
※サイズは mm 単位。引き落とし時のレート 3.540 円で換算。
合計で 18,700 円くらいでした。
フロアマットやノートブック、ティッシュボックス、ミニまくらは夫が「これいいね!」ということで衝動買い。わたくしはポーチ、ランチョンマット、コースターが買えたので大満足です。
ポーチで気づいたのは、旧作と新作が混在していて、プレートやファスナーに違いがあったことですかね。
そういえば友人もフロアマットを購入しており、夫と友人はその後もしばらく重たいマットを持ちながら移動したりお昼を食べたり。
翌日はふたりとも肩が痛く、筋肉痛のような状態だったもよう。目の詰まったマットですから…本当にお疲れさまでした。
後日、ジムトンプソンの本店へも
セールでたっぷり買い物をして満足したつもりではありましたが、そういえば、義父に父の日のプレゼントを用意していないなぁ、そしてやっぱりあのサイズのポーチ(冒頭の黄色いポーチ)を売ってないかなぁと思い、後日、ジムトンプソンの本店へと赴きました。
本店は、行くのに少し不便だな、と感じる場所にありました。
わたくしたちはバンコク滞在中、BTS のアソークおよびプロンポン(プロムポンもしくはプロームポンと表記されることも)駅を拠点にして動いていました。しかし、ジムトンプソンの本店はそのふたつの駅からは遠い場所にあるからです。
この日は寺院観光などをしたあと、本店へ。
入口には、内側から扉を開けてくれる男性従業員がいまして、その人を写さないようかなり斜めから撮りました。
店内は外の喧騒とは別世界の閑静な空気。外観だけでなく、内装もシックにまとめられていて、日本の百貨店などとは違う高級感がありました。
お店では父の日のハンカチと、気に入ったぞうさん柄、かつ、欲しかった大きさのポーチを購入することができて感激。
会計時には、何も言わずともハンカチやポーチに負けず劣らずの包装用の箱も用意してくださり、父の日当日は、何が入っているのかと驚いてもらえた豪華さでした。笑
ハンカチのぞうさん柄かわいい。
遠くから見ると、目がチカチカするゾウさん柄がツボ。これはこれでお気に入りなので、またも日常使いできないかも…。
ジムトンプソン本店 2F でお茶もしてきました
せっかくここまで来たのだからと、2 階のティールームでお茶をしていくことにしました。
スペースはさほど広くはなく、5 組くらいで満席になるくらいの席数だったでしょうか(うろ覚え)。先客は白人さん 4 名ほどの 1 グループのみ。
われわれは、立派な木のテーブルとイスでゆったりと寛ぎながら、各々デザートを 1 品と、ポットのお茶を分け合って楽しみました。
デザートは 3 種あり、わたくしの頼んだものがハズレ、あとの 2 人は当たりであったことを付け加えておきます…。
ちなみに、コーヒー、紅茶、ハーブティーにジュースなど、飲み物の種類は豊富でした。頼んだハーブティー、おいしかったです。
以上、念願のジムトンプソンのセールに行けましたよ、たくさんいいものが買えましたよ、本店もおすすめです、というお話でした。
バンコクに行く機会があればぜひ◎
イベントやお店のメモなど
ジムトンプソン セール (2019/05/31-2019/06/02)
会場 : バイテックバンナー(BITEC BANGNA)
アクセス : バンコクの高架鉄道 BTS(バンコク・スカイトレイン) を利用。Bang Na(バンナー) 駅下車すぐ
会場の Web サイト : Bangkok International Trade & Exhibition Centre: BITEC
ジムトンプソン 本店
Web サイト : Jim Thompson
アクセスは…最寄り駅がいくつかあり、どれを選んでも歩くかな、という印象です。汗