大手ハウスメーカーと中小の工務店、メリットとデメリットをまとめました。

大手ハウスメーカーと工務店

家のことに限らず、書きたいことはてんこ盛りなのですが、時間がそれを許してくれません。家づくり、楽しいのですが、それ以上に忙しい。

さてさて。

「家を建てたいね」という話が出てきたとき、どこからどう手を付けてよいのか分からず、まずは最寄りの住宅展示場に行ってみました。

そのときの記事がこちら。

どうしてよいかわからないわれわれ夫婦、とりあえずは最寄りのハウジングセンターへ行ってみることにしました。ちょうど予定のない週末...

大手のハウスメーカーの話を聞きながら、たまたま夫が知っていた工務店にも連絡をしてみました。ほかには、地元の不動産会社にも。

で、当然ながらみなさん言うことが違うわけで、そして、どれも「なるほど、そう言われると確かに。」と納得できる話ばかりでありまして、いろんな視点から家さがし・家づくりを考えることができました。

そこから実際にお店を決める段階になり、最初に話を聞いたハウスメーカーと工務店で悩み、最終的には工務店で家づくりをすることに決めました。

でもこれは、「どんな家を建てたいのか」という目的や、施主側と施工側、お互いの相性などで選び方も変わってくること。なので一概にどこがいい、という話はできません。

あくまで「わたくしの思うところ」ではありますが、こんな違いに気づいたよ、というところをまとめておこうと思います。

ハウスメーカーと工務店、メリットとデメリット

大きなハウスメーカーと小さな工務店、何が違うのかなと考えてみたところ、大きく分けて 6 つほど思い浮かびました。それぞれ解説したいと思います。

融通の利きやすさ

ハウスメーカーについては話を聞いた程度ですが、基本的に用意されたプランや間取りを選び、それを少しカスタマイズする、というパターンが多いようです。もちろん、お金に糸目をつけなければいろんなカスタマイズが可能。

間取りやプランというのは数限りなく存在します。だから、たくさんのお客さんを相手にする大手メーカーはある程度のプランを用意しておかないと建てきれないんだろうなぁと思っています。

施主側としても、ある程度明確な形として提示されていたほうが分かりやすくてよい、という利点もあります。

そして工務店。お店によっていろいろあると思いますが、わたくしたちの場合は間取りから自分たちで(というか夫が)考えました。まさにゼロからのスタート。

たぶん、大手では断られるであろう無茶振りもたくさんしています。造作(ぞうさく)部分もかなり多め。

そして、お風呂や台所・キッチン、トイレなどの設備については、工務店の場合は選び放題です。基本的に、どのメーカーでも選べます。

ハウスメーカーでは、選べるものが決められている場合もあるようです。

連絡の早さ、意思疎通のしやすさ

これは一概に言えないのですが、わたくしたちの選んだ工務店はとにかく連絡が早く、マメです。普段は LINE のグループを作ってそこでやりとりをしています。

工務店 = 大工さん、なので、ここはこうしてみたいけどできるのかな?という疑問を投げかけると、現場の職人さんの立場での意見を返してくれます。解決が素早く、分かりやすいのがポイントです。

メーカーの場合、担当の営業マン → 工務店 → 職人さん など、複数の人を通るので、言った言わない、聞いた聞いてないなど、意思の疎通がうまくいかない場合が出る可能性があります。

インスタグラムでマイホームアカウントを眺めることも多いのですが「大手メーカーにて建築中、トラブル発生!」なんて投稿を読むと、大抵これが原因のトラブルだったりします。

最初に話を聞いたメーカーさん、担当してくれた方はとてもいい人でした。この人と家づくりができたらいいなとも思いました。

ただ、営業の人だから、どこまで現場のことが分かるのだろう、イメージしている家ができるのかな、という不安もありました。

安心感

メーカーの場合、実際に誰が家を建てるのかを選ぶことはできませんが、工務店の場合はまさに家を建てるプロ集団なので、そういう意味での安心度はとても高いですね。

ただ、工務店にはないメーカーの安心感もあります。それは後述します。

大手ハウスメーカーと工務店

情報の新しさ

これは難しいところですが、ハウスメーカーのほうが強いかな、と感じました。

今回、住宅にも流行り廃りがあるのだなぁと知りましたが、そういうものも含め、メーカーには常に新しい情報が届いています。法律関連もそうですね。

工務店の場合、ちょっと情報が遅いところがあると思います。住宅展示場を見て回ることで、わたくしたちのほうが先に知ったこともありました。

あと、良くも悪くも職人気質なところがあり、新しいことを知ってはいるが、それをあまりおすすめしない、したくない、なんて頑固な一面もあったりします。

ただ、これについては、出会った工務店や建築士さんによってここは大きく変わってくるところだと思います。考え方・価値観というものは人それぞれですので。

銀行の融資金額

わたくしたちは早い段階で銀行にローン審査をお願いしました。この時点では、どこで建てるかが決まっていない段階だったので、夫の友人の勤務先、大手メーカーで書類を作成。

それから土地探しに時間がかかったことで、再度ローン審査をすることに。このときは工務店の名前で書類を作成しました。

そうしたらなんと!大手メーカーのほうが多く借りられることが判明。もしかしたら世間ではよく知られていることなのかもしれませんが、そうなのか!とわたくしはとても驚きました。

世間の信頼度、銀行が安心するのは大手メーカーなんですね。これがもうひとつの安心感になります。

小さな工務店には、棟梁になにかあったら…、事業が立ち行かなくなったら…、という不安がついてまわるのだと自覚しました。

もちろん、大手のハウスメーカーにもそのリスクはありますが、確率といいましょうか、大きさでいえばやはり中小の工務店が高くなるのは理解してもらえる部分だと思います。

建ててからのアフターケア

昔の家は建てたら終わり、という印象がありますが、最近の家は長期保証のオプションが当たり前のようについていることにも驚きました。

そして、先ほどの信頼度にも通じる話ですが、アフターケアが保証されるためには、会社も事業を継続していなければなりません。

ここが、大手ハウスメーカーの強みだな~と痛感しました。

よほどのことがないかぎり、大きな会社は人が入れ替わりながら事業を続けていく可能性が高い一方、小さな工務店では後継者がいなければ、そこで事業が終わってしまうのです。

事業存続の信頼度なども銀行の融資額に反映されているのでしょうね。

まとめ

上記のメリット、デメリットを考えながら、最終的にわたくしたちは工務店を選びました。

決め手になったのは「自分たちの思い描く家をスムーズに実現させてくれそうなのは誰か」という点。

また、メリットとデメリットという損得だけでなく、気の合いそうな人に請け負ってもらう、これもポイントになりました。

家を建てるまで、そして、家が出来上がってからもお付き合いを続けるのなら、という視点も必要だなと感じました。お互い、気持ちよく事を進めたいと思っているはずなので。

そんなわけで、これは家の間取りと同じように、数ある選択肢の中から、自分たちにぴったりの答えを選ぶものだと思うので、数学のように分かりやすい正解はありません。

ふと思ったのですが、新築だけでなくリフォームやリノベーションの業者選びでも似たようなことが言えそうですね。

いずれにせよ「何を優先したいのか」「どこにこだわりたいのか」といった、家に対するイメージを固めるのが第一歩なのかなと思います。

以上、住まいを新しくしようとしている誰かのお役に立てればさいわいです◎

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