サッシ、玄関ドアの後編です。問題はまだ続きます。
ある家電の買い替えにより、見落としていた問題が露呈しました
少し前、夫はキッチンにこだわりがあることを書きました。
住み替えにあたって冷蔵庫を買い替えるのですが、夫の選ぶ冷蔵庫はどれもこれも大きい!
というか、各メーカーの最大サイズしか目に入っていないもよう。これにはそれなりの理由はあるのですが、今回は割愛。
買い替え予定の冷蔵庫がとても大きいものですから、「それ、家に入るの?!」問題が発生。
どうしたものかと調べたり、周りの話を聞いてみると “新しい冷蔵庫あるある” みたいですね。ちなみに、ドラム式洗濯機でもその大きさから設置問題が起こりやすいとのことです。参考までに。
で、あまりにギリギリな大きさなので、当然ながら玄関ドア以外からの搬入も考えました。
一般的にはリビングの掃出し窓から搬入、というケースが多いかと思いますが、わが家の 1 階の掃出し窓は寝室のみ。そこならば、室内ドアを大きくすれば入りそうだと。
だがしかし。
外から寝室へ回り込むまでに狭く折れ曲がった箇所があり、寝室からの搬入はできないことが判明。
ほかの経路はなく、やはり玄関を通すしかないのです。
とっくに基礎工事が終わり、すでにドア枠がついた段階になってから親子ドアを採用すればよかった…と思いました。まあ、無理なんですけど。
ちなみに親子ドアはこういうものです。
親子ドアは見た目がよくない、値段も高いということで深く考えることもなく即却下していました。大きなものを搬入・搬出することまでは想定していなかった…。
というわけで、これがふたつめの後悔です。
なお、理論上は通るはずなので、家が完成する頃に家電屋さんが現地まで足を運んで見積もりをし、最終判断することになっています。
無事、夫の希望する冷蔵庫が玄関ドアを通過できますように。
発注ミスから、エントリーシステムを再考する
そんなこんなで玄関ドアが付けられた日のこと。
仕事帰りに現場に立ち寄った夫から一枚の写真が送られてきました。注文した白いドアがついている…のですが、何かがおかしい。
よくよく見ると、タッチキーを採用したのに、何の変哲もない、黒色のドアハンドルがくっついているではありませんか!すぐに工務店さんに連絡。
工務店さんによると、業者さんの発注ミスとのこと。交換しますので、念のためドアノブの最終確認をお願いします!と返事がありました。
そういえば冷蔵庫の件もあったし、いいタイミングだからエントリーシステムについて確認しておくかと思ってじっくり調べてみました。
すると、電池式と、AC100V 式という有線式があることを発見。わが家は電池式で見積もりをした形跡がありました(覚えていない)。
よくよく考えたら、配線してもらったほうがいいのではと思い始めるわたくし、なぜなら。
- 電池の場合は単三形を 8 本も使用、だいたい 1 年から 1 年半で交換とか
- 電池の交換時期近くになると、ドアの反応が悪くなるらしい
- 停電したらアナログ(手動)で開ければいいのだし、配線式に変えてもらおう!
電気の配線工事はこれからだからできるに違いない!という思いで意気揚々と工務店さんに連絡したら「ドア枠から変更になるのでそれはダメです」と言われました。チーン。
玄関ドアを選ぶ段階でもっともっと入念に下調べしておいて、配線式にしたかった~!というのが三つめの後悔です。
注文住宅は決めることが本当に多いけれど、どこも全力で考えないとだめね~と思ったのでした。かといって細かく見すぎると全体のバランスが崩れてきますし、難しいところですね。
というわけで、玄関ドアについてわたくしたちは見た目にとらわれて機能まで深く考えられず、後悔ポイントが発生しました。
玄関というのは家の顔でもあり、ドアがないと人もモノも出入りできない重要な建具でもあります(当たり前ですが)。機能を含め、じっくりとご検討ください◎