合板(複合)フローリング、一か所だけ使う理由と後悔したこと。

合板(複合)フローリング

前回は無垢材の床、無垢フローリングのことを書きました。

その際に、床材の種類についても触れています。

床については、わりと早い段階からあーでもないこーでもないと話をして...

今回はわが家で一か所だけ使うことを決めた、合板(複合)フローリングについてまとめたいと思います。

合板フローリングと無垢フローリングの違いについても前回の記事で触れていますので、よかったらご覧ください。

合板(複合)フローリングのメリット、デメリット

合板(複合)フローリングの長所・メリットは以下になるかなと考えます。

  • 汚れや傷に強い
  • 防水や遮音など、多機能である
  • 色や柄などのデザインが豊富
  • 手入れ不要
  • 無垢フローリングよりも安価

ただし、わが家について言えば、合板フローリングは杉の床(無垢材)より高価でしたがね。┐(´-`)┌

メリットについては特に補足することもないかな、と思います。

建材や設備品の価格の不透明さ

余談ですが、家を建てながら何度か感じていることがあります。

それは、建材や設備品などは価格が分かりにくくて不透明ということです。

施工側が工事費・施工費用などを上乗せするためであること、それが工務店やメーカーの収入確保につながることは理解しています。

でも施主側としてはこういうとき、サンワカンパニーのように分かりやすい価格になっているといいのに、と思うわけです。

結局のところ原価がわからないので、他で建てたほうが安かったりするのか?とか、仲介業者と送料ってどうなの?とか、定価よりすごく安い分、施工費などの何かが高くなるのかな?などと考えてしまいました。

もっとストレートな明朗会計(笑)ならば、あれこれ勘ぐらなくていいのにな~と思い、自然と施主支給品が増えました。

工務店さんも快く OK してくれましたし、価格が分かりやすく、ネットで安く手に入るので。笑

結果、洗面ボウルなども自分たちで手配しましたので、いつか施主支給品についても書けたら、と思っています。

話を戻して、合板(複合)フローリングの短所・デメリットは、

  • 肌触りが無垢材に劣る
  • 調湿機能がない
  • 無垢フローリングよりも寿命が短い

とのこと。

しかしながら、薄くスライスした無垢材を表面に貼った、いわゆる突板(つきいた)のフローリングもあります。見た目だけでは、無垢フローリングとの違いが分かりません

厚い突板を使ってます!と話されていたメーカーもあり、使い心地も気になるところです。

寿命についても、使い方や環境で一概には言えないのではないかなぁと思います。

本当に、こればっかりは暮らしてみないと分かりませんね。

あえて合板フローリングを使う理由

基本的に無垢フローリングを使うわが家ですが、2 階の多目的室にのみ、合板フローリングを使います。

合板(複合)フローリングの間取り

なぜかというと、わたくしが「白色」にこだわっているからです。

以前ひとり暮らしをしていたとき、借りていた部屋の床が白の合板フローリングでした。築浅物件だったこともあり、床も壁も真っ白!

その雰囲気が明るくてさわやかで心地よくて、こんな部屋でずっと暮らしたいと思うほど気に入ってしまったのです。

加えて、小物などの写真を撮るときに白い床・白い壁をそのまま背景として使うことができ、とても重宝しました。

そんなことから、もし自分の好きなようにコーディネイトできる空間があるのなら、白にこだわったものにしてみたい!と思っていたのです。

無垢フローリングに「白色」という色味はありませんので、こういうときこそ合板フローリングの出番というわけです。

最終決定するまでにチェックしたメーカー

最初は、工務店さんの事務所に置いてあったウッドワンのサンプルを見て「あ、これでいいです」と話をしていました。

その後、内装ドアのショールームめぐりをするついでに床材もチェックしていたところ、どんどん欲が出てきました。

床材をチェックしたメーカーは以下になります。(各メーカーの床材サイトに飛びます。)

興味の薄い夫からみればどれも似たようなものに見えたようですが、こだわっているわたくしから見ると、どれも全然違うよ!と思うわけです。

残念ながら、なんかイメージと違う…と思い、決めきれませんでした。

そして、NODA (ノダ) のアートクチュールシリーズに決定

内装ドアを見に、NODA (ノダ)のショールームへも行きました。そのときはなぜか床材をほとんど見ておらず、後日、材木店のイベントでノダが出店しているのを発見。

何気なく立ち寄ったところ「この床いいじゃない!」と一目惚れ。それが、下の画像の「グレイスパイン柄:ペイントホワイト色」になります。

アートクチュール
画像出典 : アートクチュール・ドゥーズ|床材|製品情報|建材メーカー 株式会社ノダ

価格を確認することもなく、工務店さんに「この床にしてください!」とお願いしました。

合板フローリングだから安いだろうと思ってのことだったのですが、値段を知った今、一度見積もりをお願いすればよかったな、とちょっと後悔しています。

でも、このアートクチュールシリーズはどれも色合いや雰囲気がとても素敵なのですよ。

アートクチュール
画像出典 : 建材メーカー 株式会社ノダ

ノダのショールームで聞いたところ、女性からの人気が高く、リフォームでよく出ているのだそうです。色味もこんなに。

アートクチュール
画像出典 : アートクチュール|製品情報|建材メーカー 株式会社ノダ

内装ドア、床など、統一するとすごく雰囲気のある空間になること間違いなしです。

当然ですが、実物のほうが断然素敵なので、サンプルもしくはショールームでぜひ本物を確かめてみてください。

もうひとつ、もったいないことした!と思ったこと

価格がらみなのですが、もうひとつ「ちゃんと考えればよかった!」と思ったことがあります。

それは「どのくらいの面積に貼るのか?」ということ。

分かりづらい間取り図で恐縮ですが、多目的室にはちいさなクローゼットをふたつ、つけています。そのうちのひとつにノダのフローリングを貼り、もうひとつにはフロアタイルを貼ります。

合板(複合)フローリングの間取り

ここを、二か所ともフロアタイルにすれば、余りを出すことなくフローリングを貼ることができそうだったのです。

他に使う部分のないフローリング…、お金もですが、ゴミを増やしてしまうことにもなり、すごくもったいないことをした気持ちになりました。

求めすぎかもしれませんが、工務店さんからそういう部分…こうすれば無駄も出にくいですよ!といった提案をしてもらいたかったなと。

そんなこんなですが、一目惚れした床がどのように仕上がるのか楽しみにしています。

以上、わが家の合板フローリングについてでした◎

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