洗面やトイレなどのカウンター、アイカ工業のメラミン化粧板で作りました。

カウンター

あっという間に 2019 年が終わろうとしていますね。

今年は平成から令和へと元号が変わるなど、たくさんの出来事があり、なんだか大きな時代の節目にいるなぁなんて思った一年となりました。

そんな中、遅々として進まない当ブログです。時代の波に乗れていないような気もしますが、まあいっか。

今年最後は、ちまちまと書いていた家づくりについて更新、内容はカウンターについてとなります。

というわけで。

家を作るにあたって、複数のことをいっぺんに考えなければならないことも出てきます。

わたくしの場合、計画段階ではデザインなどの見た目に気を取られがちでした。

でも、外観だけでなく、機能や住んでからの使い方も並行して熟考することで満足度の高い家ができるのだな、と住んでみて実感しています。

特に洗面やトイレは多くのことを考え、調べ、打ち合わせをした後に施工してもらったので「ああすればよかった、こうすればよかった!」という後悔が今のところありません。

そんな大きな満足を得られている要素のひとつに、「アイカ工業」があります。

洗面やトイレのカウンターはアイカ工業のメラミン化粧板を使ったカウンターをオーダーしました。

施工例のひとつとして参考になれば幸いです。(*´∀`)

アイカ工業のメラミン化粧板に決定するまで

わが家では、アイカ工業のメラミン化粧板を使ったカウンターはトイレ、洗面所、多目的室の 3 か所です。

最初はトイレと洗面カウンターの 2 か所の予定でしたが、そういえば、ということで多目的室も追加しました。

間取りを載せます。

間取り(カウンター)

今まで使っていたデータを紛失したので作り直しました。なんだか見にくくてごめんなさい。

で。

トイレや洗面のカウンター、最初は既製品を購入して設置することを考えていました。

しかし、間取りに合いそうなサイズや好みのデザイン、好みの収納を兼ね備えたものがありませんでした。

特に、サイズについては中途半端なものを置いてしまうと隙間の掃除ができないと考え、まあ、自分たちでなんとかするか、作ってしまうのが良さそうだね、という流れに。

じゃあどうやって?と考えたとき、好きなようにできるのなら材質も好きなものを選べる!一枚板などの木材を使ったカウンターもかっこいいね!と。

ただ、トイレは毎回、洗面所もほぼ毎回、常に水を使う場所。洗面所にいたってはお風呂場に近いので湿度も高くなりそうです。

天然の木材では手入れが面倒、毎回水はねを気にしながら生活するのも嫌だね、ということで見送ることに。

ではどうしたものかということで、アイカ工業のメラミン化粧板を使う案が浮上しました。

アイカ工業
画像出典 : アイカ工業株式会社

なお、洗面所にはタイルもいいなぁと思ったのですが、割れるリスクがあり、なにより施工費がとんでもなく高くなりそうだったので諦めたことを付け加えておきます。

ようやく出来上がった、各部屋のカウンター

すべてのカウンターについて、強度や備品の位置など、細かい部分まで工務店さんや水道屋さんと話し合いました。

そして、施工が可能かどうかについては水道屋さんを通してアイカ工業に確認してもらい、アイカ工業で作成と加工を、水道屋さんにカウンターを設置してもらいました。

シンプル一択!な多目的室のカウンター

多目的室のカウンターは白、そしてすっきりしているものという希望のみ。

「前垂れ」と呼ばれる、テーブル面から垂直に下がっている部分をどうするか?ということと、柄を考えた程度ですが、気に入ったものに仕上がりました。

アイカ工業のメラミン化粧板ではこんな風に前垂れの形状を選択できます。

アイカ工業
画像出典 : ポストフォームカウンター⇔メラミン化粧板 照会コンテンツ

素材、型番によって選べるものが変わってくるので悪しからず。

わが家では、主張しない白色の横木目を選んで完成。

白い部屋のカウンター

写真では分かりませんが、まるで木に塗装したかのような、自然な凹凸まで加工されている化粧板の細やかさには感心しました。

ちなみに、写真は工務店さんが撮影してくださったものです。(これから登場するトイレと洗面所も。)

前垂れは丸まったものではなく、少し丸みを帯びた角にしました。たしか、この丸み…アールだったか…それも選べたような気がします。

いろいろなことが細かくオーダーできる!と驚いたものです。

真ん中あたり、カウンター下に見える三角のようなものは補強材。横に長いカウンターなので、これをつけましょうということで付いています。こういうことは素人には分からないので、やっぱりプロはさすがだな、と思いました。

そういえば、メラミン化粧板の木目調には横目と縦目の2パターンがあるので、選ぶ際には注意が必要です。

天気の良い日、特に午前中はとても明るいので写真を撮ったりほっと一息ついたりするのに重宝しています。

木材に塗装するとべたつく可能性も出てきますが、そういう心配のない、耐久性にも優れた化粧板を選んでよかったなぁと思っています。

夫オリジナルのトイレカウンター

わたくしは立体的なものをイメージする才能をどこかに置いて生まれてきました。でもラッキーなことに、夫はその才能を持っています。

トイレのコーディネートはすべて夫に丸投げしており、カウンターは夫みずから立体的なデザインで設計。最終的には完全なオリジナルで使いやすい収納も兼ね備えたものが完成しました。

トイレのカウンター

写真はかなり明るく写っています。実際はここまではっきり木目が分からない程度の照明の強さです。

で、トイレのカウンターは買ってきたままの 12 ロールのトイレットペーパーをすっぽり収納できるのが最大の特徴。

左右両側から物を出し入れできるのもポイント。

アラウーノの洗剤や掃除用具、生理用品などをカインズホームで見つけたかご 2 つに収めています。収納力も抜群。

棚の下には LED 照明を設置しています。

ちなみに、このあとスティックリモコン、パナソニック純正の黒いトイレットペーパーホルダーやタオルハンガーを設置して夫こだわりのトイレが完成したのでした。

どんなテイストにするか悩みに悩んだ洗面カウンター

洗面カウンターはわたくしがこだわりたい場所のひとつだったため、悩みに悩みました。

最初は高級ホテルをイメージして、白とダークブラウンを基調としたデザインにしようかと思いました。

しかし、光沢のある化粧板はいずれ小傷だらけになりそう、という夫の意見と、収納までトータルで考えると実現が難しそうなので振り出しに。

最終的には、白と淡いグレーを基調とした、石やコンクリートをイメージさせる、やや男性的なデザインになりました。

洗面カウンター

洗面所のカウンターだけは、後ろ側に水などから壁を守る「バックガード」「立ち上がり」と呼ばれる部分を付けました。これはセンチメートル単位で高さを指定できます。

幅、奥行きともにサイズが大きくなったため、前垂れ部分もかなり長くなっています。これは強度アップのためでもあります。

今は洗濯かごだけを置いていますが、カウンターの下に折りたたみ式の物干しスタンド(旅館などにあるようなタオルをかけるもの)を置こうと考えていたので、前垂れの長さには悩みました。

しかし、その後壁に手すりにもなるステンレスのバーをタオル掛けとして取り付けたので、悩んだあれこれは徒労に終わったという…。笑

が、見た目のバランスもちょうどよくていいなと思っています。

使ってみて実感しましたが、やはり水がよく飛びます。ササッと拭いて終了できるメラミン化粧板、とても使い勝手が良いですね。

以上になります。ヽ(・∀・)ノ

3 箇所とも、使い勝手はもちろん、下がスカスカに空いているので掃除がしやすくてとても助かっています。

アイカ工業のショールームにも行きました!

家づくりにあたり、いろんなショールームを訪れたわれわれ。アイカ工業とて例外ではありません。

日曜日はショールームがお休みのため、なんとか都合をつけて土曜日に 2 回ほど足を運びました。訪れたのは名古屋ショールームです。

ショールームでは化粧板や前垂れ、バックガードなどのサンプルを確認することができます。

また、メラミン化粧板のサンプルをいただくこともできます。

アイカ工業メラミン化粧板サンプル

実際の大きさはこのくらいです。

アイカ工業メラミン化粧板サンプル

サンプルは家でじっくり検討するのに役立っただけでなく、水道屋さんに手渡すことで注文の際に品番の伝達ミスを防ぐこともできたかなと思っています。

カウンターの設置に悩まれているのであれば、アイカ工業の化粧板を使ったものを考えてみてはいかがでしょうか。

完全オリジナル、オーダーメイド、というのもいい響きですよ。(●´艸`)

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