ひさしぶりにいえづくりのお話です。
今回は、夫が最もこだわった部分であり、わが家の主役と言っても過言ではない、キッチンのお話です。
キッチンについては造作、すなわちオーダーキッチンに決めたところまで書いていました。
とても長い話になりそうなので、何回かに分けてアップしたいと思います。
今回は、完成したキッチンのお披露目と、オーダーの流れについて書きます。
既製品の予定を変更し、オーダーキッチンに決まるまで
以前に書いたことと重複してしまうので簡単に。
流れとしては、
メーカーの既製品を検討
↓
ショールームを巡りつつオーダーメイドも頭の隅にあり
↓
既製品は「これだ!」という決め手に欠けること多々
↓
メーカーとオーダーを天秤にかける
↓
オーダーキッチンを作ることに決める
といった具合です。
先の記事に、クリナップのシステムキッチン「セントロ」と迷ったこと、こだわりが多いからオーダーのほうが後悔は少ないのでは?と意見したことを書いています。
で、その後、無事にフルオーダーのキッチンが完成しまして、いくつかの「次にキッチンを作るならこうしたい」という部分は出てきたものの、夫もわたくしもおおむね満足して毎日台所に立っています。
ステンレスのキッチンの完成形
なんやかんやで完成したキッチンはこちら。入居前に工務店さんが撮影してくださったものです。
本当は夫にこの記事を書いてもらいたい程、いろんなところにこだわりがある仕上がりとなっています。
先ほどの状態から、冷蔵庫を搬入したところはコチラ。
ステンレスの質感がとても美しく、重厚感のあるキッチンになったな~と思っています。床にはフロアタイルを貼ってもらいました。
汚れにすぐ気づけそうな、明るいクリーム系の色を選びました。
オーダーの流れ
わが家では、夫が見つけた岐阜のお店に依頼しました。
とても細かくカスタマイズできたキッチンで、お店の方いわく、お客さんはやはりそれ(細かなカスタマイズ)を望む方がほとんどだそうです。
作成は、
- お店に来店予約をしてから訪問し、詳しくお話を聞く(工務店さん同行)
- 夫が要望をまとめてお店にメール
- お店から図面と見積もりを送ってくださる
- 再度お店を訪問し、詳細を打ち合わせ(工務店さんの同行なし)
- たくさん連絡をしあって詳細を詰めながらパーツが作られているもよう
- 夫が水栓を手配(お店にはないものを付けたかったので自ら手配)
- お店でコンロ、オーブンレンジ、食洗機、換気扇、を手配してもらう(自分たちで選んだもの)
- 現場で組み立てて完成
という工程で進みました。
最初に工務店さんに同行してもらったのは、施工に関する是非を判断してもらうためです。排水やガスの配管など、専門的で細かな部分はわれわれには分かりませんので。
サイズや仕様、搬入の方法や予定などの大雑把な部分を工務店さん同席で確認した後は、われわれのみで進めて問題ありませんでした。
お店での打ち合わせだけでなく、メールや電話でも細かく連絡を取り合って詳細決定。
ちなみに、壁面のステンレス棚、当初作るつもりはありませんでした。
でも、既製品ではキッチン全体がうまくまとまりそうなものが見つからなかったので、メインを進めながら棚を発注。
水栓もレンジフード(換気扇)も選び、とにかく自由度が高く、むしろこだわりがないとオーダーで作るのは大変だな、と思いました。
オーダーキッチンを作ってみたからこそ、既製品はまとまりがよく、使いやすさも計算されて手ごろで良いのだと理解できました。
やはり、既製品には既製品の、オーダーにはオーダーの良さがありますね!
次回は、どんなところにこだわったかについてまとめたいと思います。