ミクニナゴヤで異空間の夜を堪能してきました!

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本日は長い記事となってしまいました。長い文章が苦手な方はさーっと流して写真をチラ見して、雰囲気を味わってくださいませ。

というわけで。

友人ぶんちゃんから結婚祝いにと贈られたのは、名古屋マリオットアソシアホテルのディナー券でした。

なんてお洒落!なんて素敵なプレゼント!ぶんちゃんありがとう!

で、大切にしすぎてなかなか使えず、いよいよディナー券の期限が近づいてきた先月。意を決してフランス料理の「ミクニナゴヤ」を予約しました(※)。夫いわく「ミクニ」を知らないの?!と驚かれたほどの有名店なもよう。へー。

それよりも驚いたのは男性には「ジャケット着用」のドレスコードがあること!
ということは、女性もそれに合わせた服を着て行かねばならないわけで。困りました。笑

あれこれ悩んだ結果、夫はスーツ、わたくしは一張羅のワンピースを着てお店へ。( ̄m ̄*)

クラシックを聴きに行くときに活用しているワンピースでしたが、さらに気張った格好でもよかったかも…と思うくらい、当日はゴージャスな雰囲気でした。お店もお客さんも。

…ダラダラと文章が続いてしまうので、料理の写真を挟みながら続けます。(´ω`*)

あ。そして料理と共に楽しんだワインがこれまたどれも素晴らしかったので、ワインについてはワインブログでそれなりに書いております。飲んだワインの名前が分かんなかったりするんですけどね。

先日、ぶんちゃんからのお祝いで「ミクニナゴヤ」に行ってきました。ヽ(*´∀`)ノ もういろんなことが初めてで驚きの連続でした。 書ききれないので、ここではワインのことだけにします。( ̄m ̄*) でですね

小さなグラスにちょろっと、ではなく、ゆったりとした大きなグラスに上品なサーブでしたので、そこそこの量を飲んだように思います。

さてさて。

南瓜のスープ
冷製南瓜のスープと新鮮魚介類【帆立・雲丹・バイ貝・オマール海老】
入りコンソメジュレ キャビア添え ミント風味の泡

実はスープの前に「お口取り」という一品があったのですが、写真なし。シャンパンに浮かれて写真を撮る前に食べてしまったのだと思われます。_| ̄|○

たしかパプリカのムースだったような。パプリカの味が濃厚で驚いていたように思います。

ちなみに、料理は “どれもこれもおいしい!こんなの家で再現するとか、無理!” としか書けない、貧しい表現力しか持ち合わせていないので細かくは触れません…。

胸を張って言えるのは、どれもこれもワインに合ってました!ということだけです。(←ただの呑兵衛)

マナガツオのグリエ
マナガツオのグリエ 京都賀茂茄子のフリット
赤ワインリゾットと紫蘇風味 香味サラダ バルサミコ和え
パセリと赤ワインのソース

そういえば、お店は 52 階にありまして、名古屋の絶景を楽しむことができます。

席の用意までに少し時間があり、ソファーで呼ばれるのを待っていたんですけど、名港(名古屋港)までを名古屋駅から一望できることにびっくり。

現在の家から三重・京都方面に向かうときに走る高速道を発見し、”あ~、そういえば走っているとき、名古屋都心のビル群が見えてたっけ…” といつもと反対の景色に感動していました。

自家製パン

手前のパンがわたくし好み。
最後までたどり着けない!と思いまして、奥にあるゴマのパンは完食せず。m(_ _)m

で、普段はバターを使わないのですが、こういうお店はどんなバターを提供するのか興味があってパンにつけて食べてみたところ、これがおいしくて。

たっぷりバターをつけてもぐもぐ食べていたら、やはり普段バターを使わない夫が「そんなにおいしいの?」と。半信半疑で食べた夫も、ハマりました。笑

変なしつこさがなくて、さーっと口のなかでなくなっていくけどちゃんと旨みがある、みたいなバター。これが毎日食卓にあったら病気になること間違いなし。危険なおいしさ。

熊野地鶏のファルス詰め
熊野地鶏のファルス詰め バロティーヌ仕立て
サマートリュフ風味のマデラソース和え
ビーツのガレットと夏木の子 サワークリームを添えて

この一品は感動したので、詳しく解説。なんとか仕立てとか、そういう料理のことは分かりませんが、こちらの料理はなんと今年 5 月に開催された、伊勢志摩サミットで提供された料理とのこと!

で、こちらの料理が好評で 7 月に再登場したのだとか。今月来てよかった~。ヽ(*´∀`)ノ

味はいわずもがななのですが、G7 の面々と同じものをわたくしは今、口にしている!という感動が勝りました。だってオバマさんですよ、安倍さんですよ。各国の要人と同じものを食べる機会なんてそうそうありませんし。

ちなみに、”夏木の子” は「夏のキノコ」です。最初意味が分からなかった…。

グラニテとジュレ
グレープフルーツルビーのグラニテとそのコンポート
カンパリのジュレと共に

デザートの前に食べたデザート的な?
カンパリのアルコールと炭酸が見事ジュレに閉じ込められていて驚きました。どうやって作るんだろ。

そういえばわれわれの座った席は壁側でした。夜景の見える窓側ではなかったなぁ。

わたくしはソファーだったんですけど、これがふかふかでしてね。おなかが満たされるにつれ、横になりたい衝動に駆られて大変でしたよ。( ̄m ̄*)

デザート
ミクニナゴヤのデザート

デザートは 10 数種類がおっきなワゴンで運ばれてきて、そこから好きなものを選ぶシステムでした。

「どれもおいしそうなんですけど、いくつくらい選んでいいですか?」と聞いたらば「全て召しあがっていただけますよ(にっこり)」との返事にまた仰天。す・すごいよ…、無理だよ、食べられないよ…!!

食べる種類を増やしたいので、できるだけミルフィーユを薄く切ってください、という無茶振りにも対応してくださいました。

そしてコース最後の飲みものは紅茶をチョイス。マリオットオリジナルのダージリンだったのですが、これがまたおいしくておいしくて。

香りがとてもよく、嫌な渋味などが一切なくておいしいところだけ抽出されていて。入れ方を教えてください、と頼みたくなるような味わいでした。

なんというかバターや紅茶など、ささいなことまで神経を使っている感じがお見事!と思いましたねぇ。

給仕してくださったのはすべて男性で、その中にはソムリエさんも。忙しくなった時間帯はさすがに難しそうでしたが、そうでないときは心地よいタイミングで現れて料理やワインを出したり、お皿を下げたり、話しかけてくださったり。

一流のホスピタリティ、おもてなしってこういうことか~というお勉強になりました。(´ω`*)

で、お店を出て家に帰る電車のホームに降り立ったときのいつもの風景が、まるで魔法が切れた瞬間のように思えたのも衝撃的。

夫も同じものを感じていたようで「同じ世界とは思えないね…」「これが現実世界なんだね…」と。

ほんとそれくらい、いつもとは違う世界を堪能することができました。すぐにとはいわないけど、また行きたい世界です。

あらためて、ぶんちゃん本当にありがとう!
お返しをいろいろ考えていたけど、もっといいものを再考するね。( ̄m ̄*)

※和・洋・中華の 3 店舗から選べる仕組み。

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