白と青が美しい街シラクーサ、歴史ある陶器の街カルタジローネ。

シチリア旅行のインデックスはこちらからどうぞ。

ご無沙汰しておりました。イタリアのシチリア島から帰国しまして、帰宅後は洗濯や片付けに追われ、ようやく...

line_herb

え~、前回の記事を読み直してみたんですけど…長いですね。汗

なんだかダラダラとしている気がするので、もう少しさっぱりまとめるつもり…でおります。はい。

…できるかな…。(´・ω・`)

さてさて。

チェックアウトのハプニングにややぐったりしつつも、次の目的地、シラクーサへと向かうわれわれ。

この日のプランとしてはシラクーサ、次にカルタジローネへと向かい、次の宿泊地ラグーサが最終目的地となっております。

けっこうな移動距離かと。

シラクーサはシチリア関連書籍によると「青い海にふちどられた、シチリアで最も美しい街」という場所とのこと。これは楽しみ。

街に到着し、目的地付近に近づくと…今回は日本のような青空駐車場(有料)を発見。よかった。

チケットを取って中に車を進めると、1 台だけ空いておりました。角でもないのに、すっごく狭くて停めづらい場所だけど。まあ空いていない他の場所も似たような感じだけど。夫がんばれ。

無事に車を停めてやれやれと駐車場を出てみれば、なんと入口には何台もの車の列!なんだかちょうどいいタイミングで入れたようです。ヽ(・∀・)ノ

シチリア(というかイタリア全体?)の旧市街地と呼ばれる、古い街並み、綺麗な石畳の場所は車の乗り入れが禁止されていることが多かったので、車をいかに停めるか、というのはとても重要な問題なのでした。

そんなこんなで車の入れないエリアをてくてく歩いて、

161029-001

お土産屋さんの並ぶ通りを抜けると…

それはそれは広ーい場所、つまりは広場に出てきました!

photo by 夫

photo by 夫

もうね、抜けるような青い空と、白い建物白い地面のコントラストが美しくてまぶしくて。ここはゲレンデか沖縄の海かと思うくらい、照り返しも凄かった。

狭い路地からの解放感もあいまって、「うわ、なんだこれ!すごい!キレイ!」という瞬間でございました。ほんとに美しいところだー、と大興奮。

それにしても、夫のカメラ + 広角レンズすごいわぁ。広さと奥行きがしっかり撮れますね。(●´艸`)

で、ここのお目当ては「絵」!

シラクーサには、カラヴァッジョという画家の絵を見に来たのです。今年は国立西洋美術館でカラヴァッジョ展もありましたね。終わってから知りましたけど。

わたくしはワイン仲間の情報でこの画家を知ったのですが、シチリアに数点の作品があることを知り、「これは生で見ないと!」ということで、旅程に組み込んでもらいました。

カラヴァッジョ

ガラスだから思いっきり建物が映り込んでいるのはご愛嬌。

残念ながら、中は撮影禁止でしたので、Google 先生の画像検索結果を貼っておきます。ぜひ見てください → 『聖ルチアの埋葬』

見て、といっておきながら、画像の見た目はイマイチです。実物、でかくてもっとすごい(←当たり前)。

わたくし、好きな画家のひとりにフェルメールがいるんですけど、彼と同じく、光と影の使い方が大胆で絶妙で、人物描画が繊細で生々しくて。

後ほどまた登場予定のカラヴァッジョですが、人物のリアルさはフェルメールのそれ以上ではないかな~と感じました。本物を見られてよかった。(´ω`*)

ちなみに、絵はこんな立派な教会に飾られています。

photo by 夫

photo by 夫

後光が差しておる。なんて。( ̄m ̄*)

教会の名前は “Chiesa di Santa Lucia alla badia” (サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会)。

日本みたいにでっかい看板で案内があって矢印をたどって…という感じではないので、見つけるまでにやや時間がかかりました。

だって上の写真の看板、

161029-005-a

ここの分かりづらいところだし。

でも日本の看板はうるさく感じるし、景観的にもこのくらいがちょうどよいかと。

絵を堪能したあとはちょっと小腹がすいたので、一度は食べておきたいと思っていたお菓子、カンノーロを購入。

カンノーロ

カンノーロと共に、がっつり夫の上半身が写っているものしかなかったので、肝心な部分だけを切り取らせていただきました。カメラ、解像度の高い設定にしておいてよかった。笑

これはアイスのコーンのような “閉じた” めずらしい形状をしておりますが、普通は筒状になっています。

筒状の、ビスケットのようなタルトのようなパイのような生地に、リコッタチーズを使ったクリームがたっぷり詰まっています。トッピングを選べたので、アーモンドにしました。

リコッタチーズは脂肪分の抜けたチーズということで、こってりというよりあっさりとした味わい。

注文してから冷えたクリームを詰めてくれるので、まわりはサクサク、中はしっとりひんやりの、とてもおいしいお菓子です。

何より、思っていたよりも甘くない!(充分甘い、シチリアに舌が慣れただけと夫に言われましたけど。)

小さなサイズをふたりで食べ、あっという間に完食。おいしかった~。ヽ(*´∀`)ノ

ちなみに、伝統的な味はリコッタということでそれを選びましたが、

お店の看板

ピスタチオやチョコなど、いろんなクリームが選べるお店でした。絵を見た教会の近くにあります。遠いけど、ぜひ。笑

その後は再び美しい広場を散策し…

広場

路地の眺めも楽しみ…

路地

準備中のリストランテ。晴れているからいいけど、雨が降りそうなときはどうするのだろうか。

時間との兼ね合いで 12 時から営業を始めたバーガー屋さんでお昼。シチリアバーガーなるものを食べましたけど、お肉が美味しかったな~。観光地でも食事がおいしいとは。むむ、やりおる。

まあ、店構えがしっかりとしていて、ワインもテイスティングさせてくれるようなところだったというのもあるかしら?σ(゚・゚*)

シラクーサの街を出る前に、駐車場近くでシチリアお初の海をパシャパシャ撮影。なるほど、冒頭の「海にふちどられた」とは言いえて妙。美しい港町です。日本の港町とは雰囲気が違うわねぇ。

photo by 夫

photo by 夫

そして、次なる目的地、カルタジローネへ。

シチリアは陶器も有名で、わが家にもシチリア製のオリーブオイル瓶があったりします。非常にざっくりとした作りではある気もしますが。( ̄m ̄*)

そんなシチリアの陶器の名産地であるのが、カルタジローネという街。

でまたこれがですね、車を停める場所に困る困る。

急な上り坂、狭い一方通行などを何度もクリアしながら、道を間違えて同じところも走りながら到着した駐車場は、結構な斜面。

しかも、駐車場といっても他に比べればやや広い場所という程度で、区切りの線は消えかけてよく分からないっていう…。そこへ、人の車も出られるように配慮しながらなんとか駐車(夫が)。

もうね、車を停めるだけでぐったりですよ。

でもここ、鉄道やバスで来るのも大変そうな、そんな田舎町…。どんな交通手段で来るのがベストなんだろう…。

とりあえず、お目当ての場所へ。

夫に「すぐ画面に入ってくる」(←無自覚の行動) と言われながら向かったのは、

photo by 夫

photo by 夫

( 帽子の怪しい東洋人はわたくしです。)

陶器のスカーラ(階段)!

スカーラ

撮るの難しい。

陶器の街を象徴する、美しい階段は蹴上がり(けあがり)すべてに絵タイルが貼られています。うーん、美しい。

この階段を上ればすばらしい景色がとのことですけど(by 地球の歩き方)、駐車するだけで体力と精神力を削られたわれわれは上ることなく U ターン。笑

そのかわりといってはなんですが、

photo by 夫

photo by 夫

シチリア上陸後、これまたお初のジェラートを食べました~。

垂れる垂れる。

階段そばのジェラート屋さんで購入。味はスタンダードであろうということで、ミルクを選択。

ちょっとゴツめのおっちゃんに「ラッテ」と伝えると、イタリア語で、おそらくコーンかカップどっち?といった内容を問われてコーンを指さし。

値段もイタリア語でしたのですぐには理解できず戸惑いながら財布をごそごそ。

すると突然おっちゃんがニコニコしながら「イッテンゴ~」と。

一瞬理解できなかったけど、なんて流暢な “1.5” なのだろうと。そして 1.5 € は安い、という二重の驚き ( 1 € ≒ 113 円くらい )。

支払いを済ませて「サンキュー、グラッツェ、ありがとう」と三か国語であいさつをしてお店を出ました。

ジェラートはもちろんおいしい!…甘いけど。

正直、日本でジェラートを食べることがほとんどないので、違いはよく分からないけどおいしかったです。さっぱりしすぎず、こってりしすぎず、みたいな感じ。d(・ω・*)

ただ、先ほどのカンノーロにしてもこのジェラートにしても、ふたりで一個がちょうどよい、ということはお伝えしておきたい。

まあ、わたくしは日本のケーキも甘い甘いと言って食べ、なおかつ少食なタイプではありますが。

それにしても、土曜日だというのにガラーンとした街でした。

観光客が少なく、アジア人はわれわれのみ。あのジェラート屋さんのおっちゃんがなぜ「イッテンゴ~」という日本語の数を口にしたのか、謎は深まる…。

って、日本の団体ツアーでここに寄ったりするのかな?σ(゚・゚*)

ジェラートを堪能したわれわれは、この日の最終目的地であるラグーサへと向かうのでした。

結局今回も長いじゃん、と自責の念を抱きながら、続く。

トップへ戻る