クイーンの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、ぜひとも映画館で!

クイーン

予告編を YouTube で見かけ、公開されてからはラジオやらネットやらで大盛り上がりになっていくのを指をくわえて見ていた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。ようやく、ようやく観にいってきました!

結論、良かった!映画館で観てよかった!!

観終わったあとは満足感でいっぱいだったのですが、翌日からじわじわと「もう一度観たい」欲が出てきています。

まだ上映回数が多いうちに、上映時間が選べるうちに、もう一度観ておこうかしら。

それにしても、音楽をメインで扱う作品は臨場感をたっぷりと味わえる映画館がいいですね。音で体を揺さぶられるような。

自宅で観てもあれほどの質は得られないですから。ほんと、リピーターが続出しているのも納得の映画です。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』にはおおいに感動させられましたので、それが冷めやらぬうちにまとめたいと思います。

なお、わたくしはコアなクイーンファンというわけではありません。

中高生あたりからちょくちょく耳にしていて好きな曲がある、そして、ヒット曲を集めたベストアルバム を 1 枚持っているという程度の好き度合いです。

以下、ネタバレも含みますので読み進める場合はご注意を。

クイーンの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』は見どころ満載

『ボヘミアン・ラプソディ』はクイーンの自伝映画となっていて、劇中の音楽をプロデュースしているのはクイーンのメンバー 2 人。

映画化の話が持ち上がったのはだいぶ前なのに、監督やキャストがころころ変わってなかなか完成しなかった作品でもあります。

現役メンバーが音楽監修をしている、紆余曲折あってできあがった映画ということで期待は高まるばかり。しかも映画のタイトルはクイーンの中で一番好きな曲「Bohemian Rhapsody (ボヘミアン・ラプソディ)」!

「ボヘミアン・ラプソディ」という曲はリリース前、6 分なんて長すぎる、ロックにオペラなんて、と難色を示されたこと、曲が出来上がるまでにいろんな実験や音を重ねていたこと、評論家たちに酷評されていたこと、そんなエピソードは知っていました。

今回の映画では、そういった既知の小話が脳内で肉付けされつつ、まるでパズルのピースがはまっていくような気分で観ることができました。聞きかじっていた程度の話がすごくリアルになった!

「ボヘミアン・ラプソディ」のエピソードだけでなく、フレディ・マーキュリーには晩年献身的に世話してくれた人がいた、ということも知っていましたが、その人との出会いから親交を深める様子も描かれていて、うわべのことしか知らなかったなぁとも感じました。

そして劇中にはいいタイミングでヒット曲がちりばめられていて、観ていて、聴いていて飽きることがありませんでした。

さらには演じる役者たちの上手さといったら!

あるシーンでは、張りつめた雰囲気でなんともいえない緊張感が漂い、その硬い空気が言葉ひとつで急にゆるんで和やかになるのですが、なんというか言葉や音のないシーンまでとてもリアルでした。

眉毛を少し動かすだけ、口の端を少し上げるだけ、そんな些細な動作ひとつで言いたいことがひしひしと伝わってくる…、気持ちを伝えるのに言葉は不要なんだなぁと。

そして映画の中心といいましょうか、核心はやはりラストのライブエイドのシーンですね。

メモ

ライブエイドというのは、アフリカの難民救済を目的としたチャリティーコンサート。昔の洋楽の話を聞いていると必ず耳にする、伝説ともいえるコンサートです。


今の映画技術も手伝って、ライブシーンはなんとも表現しがたい圧巻の一幕になっています。バンドメンバーの役の人たちは、このシーンに限りませんが、ものすごくクイーンを研究したと思います。

似てるんですよ、そして魅せるんですよ、もうほんとすごいとしか言いようがなくてごめんなさい。

ステージに立つ人たちの目にはこんな風景が見えていたんだ…という、スターの気分も味わえましたね。

わたくしには、歌もどこまでが本当で、どこからが原曲なのか、さっぱり分かりませんでした。

監督もリアリティを追及して役者に歌わせていたようですし、原曲も使っていたようですし、そっくりさんの歌もあったようですし、まあとにかく、「リアリティを追求した」結果はわたくしに対して大成功です。笑

観る前は上映時間 134 分は長いなぁと思っていたのに、もう終わり?の状態でした。

きっと、もっともっと描きたいことがあったんだろうなぁ、テーマを絞って削って削って、ようやくこの長さに収めたんだろうな、そんな気がしました。

ギター

クイーンを知ったきっかけは、あの番組でした

ある頃からクイーンはギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーの 2 人で活動しています。

ベースのジョン・ディーコンはフレディ・マーキュリーの死後、音楽活動に対して消極的になって引退状態にあるとのこと。もともと表舞台や音楽業界の喧騒を苦手に感じていたことも原因のひとつといわれているとか。

残りの 2 人は他のアーティストと共演するなどして、活動を続けています。ロンドンオリンピックのときはジェシー・J と演奏していてびっくりしたなぁ。

わたくしの話になりますが、クイーンというアーティストに興味を持つきっかけになったのは「空耳アワー」です。懐かしい!

あの有名なフレーズ(と思っている)、「Killer Queen (キラー・クイーン)」の “がんばれ田口” です。笑

友人たちとその話で笑い転げ、CD を借りて聞いたなぁ。

それとは別に、親戚のお兄さんからもクイーンの CD を借りたことがあり、そこで「ボヘミアン・ラプソディ)」の曲をじっくり聴いたときのインパクトの強さといったら!

これはなんのジャンルなの?というテイストの曲に、いきなり「ママ、人を殺してしまった…」と始まる歌詞。ママって!人殺したって!と驚きましたねぇ。

そしてフレディ・マーキュリーの死後に発表された「I Was Born To Love You (ボーン・トゥ・ラヴ・ユー)」、いろんな CM で使われてましたねぇ。

もともとこの曲はフレディ・マーキュリーのソロアルバムに収録されている曲で、原曲はテクノポップといいましょうか、軽い曲調の仕上がりになっています。

それをメンバーがロック調へと大幅な変更をしてリリースされたのが、よく聴かれているクイーンのバージョンになります。

やっぱりクイーンバージョンが好きだなぁ。(´ω`*)

ところで、わたくしの持っているアルバムには「RADIO GAGA(レディオ・ガ・ガ)」が収録されていないので、それが入ったアルバムが欲しいなぁと思っているところです。どうせならウォークマンにも入れたい。

今も書きながらクイーンの曲を聴いているのですが、とても 70~80 年代の曲とは思えません。古さを感じさせず、名曲というのはいつ聴いても色あせないものだなぁと思います。

個人的に気になっていた、映画の小話をもう少し

映画って、始まる前に配給会社のオープニングが流れますよね?

『ボヘミアン・ラプソディ』は 20 世紀 FOX の配給なのですが、いつも耳にするファンファーレが “クイーンバージョン” になっていて、色も映画のポスターっぽくなっていて、最初「お?」と思ったのがひとつ。

(なお、各社映画に合わせて作っている場合あり。こういう遊び心がスキ。)

もうひとつは、映画のキャストに弁護士として登場し、のちにクイーンのマネージャーとなる「いい人」役の俳優さん…なんかどっかで悪役で観た気がする…と何度も過去の記憶を探ろうとしては映画に意識を戻し、を繰り返しました。

で、翌日ふっと思い出したのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』の東インド会社の偉い人だ!ということ。調べてみたら正解!ベケット卿を演じていた人でした。ちなみにイギリス人。

弁護士というと融通の利かない、頭の固い人が多いイメージのわたくしですが、この弁護士、のちマネージャー、実は今もマネージャーのジム・ビーチ…常に、破天荒なクイーンの味方なんですよね。

頭が柔らかい人だな、と思っていたら、もともと音楽を扱う弁護士で、自身も趣味でバンドを組んでいたということを知り「なるほど納得!」と腑に落ちました。

「いい波」に乗っているときや成功する人たちって人脈に恵まれているよなぁとも思いましたね。

そんなわけで、観た後も感動冷めやらぬ映画『ボヘミアン・ラプソディ』。

評論家の間ではそんなに評価の高い映画ではなさそうだけれど、観客の満足度は高いというニュース記事を読んで、「ボヘミアン・ラプソディ」の曲とまったく同じ現象だ、曲そのものだなと思いました。

うまいこと言ったところで終わります。

ぜひ映画館でご観覧あれ!

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