ちょっとどころではない不思議な世界、「Little Wonder」

2016 年 1 月、突然の訃報に驚きました。
イギリス出身のアーティスト、デヴィッド・ボウイです。

テレビでそのことを知ったのですが、その速報は経済ニュースの放送中。

ニュースを中断しての速報、何より経済ニュース番組。
デヴィッド・ボウイという人物が世界に与えた影響力を感じた瞬間でもありました。

ミュージシャンであり、俳優でありながら
芸術・執筆活動も行なったりと、とても多才な人物でした。

まったく知りませんでしたが、肝がんで闘病生活を送られていたとのこと。
最後まで、意欲的に創作活動に取り組んでいたようです。

遺作となったアルバム『★(ブラックスター)』からのシングル、
『Lazarus』は、なんとなく死を予感していたのかな、という雰囲気を感じますが、
凡人のわたくしには理解のできない世界となっています。

● David Bowie / Lazarus

今さらですが、ご冥福をお祈りいたします。

さてさて。

デヴィッド・ボウイといえば 1983 年リリースのアルバム『Let’s Dance』からの
ファーストシングル『Let’s Dance』が一番有名だと思います。

正直なところ、この曲は「ふーん」という感じなのですが、
当時はものすごいヒット曲だったようです。

そんな過去の栄光を後から知ったわたくし。

わたくしがデヴィッド・ボウイを知ったのは某音楽番組にて
彼の新曲ということで紹介されたこの曲↓

● David Bowie / Little Wonder

ちょっと、いや、かなり不気味さを感じる不思議な世界観に
一緒に見ていた妹共々釘づけになりました。

コーヒーに砂糖をいれてくるくるしたら目玉がでてきたり、
電車で赤ちゃんの首がぽろりと取れたり、
そういう「不気味なモノ」を集めてコレクションする…。

文字にするとほんと気持ち悪いんですが、
デヴィッド・ボウイのお茶目な様子とか、明るい曲調で不気味さがカバーされて
シニカルでコミカルに仕上がっている、そんなビデオです。

ビデオの冒頭でデヴィッド・ボウイがぴょこんと片足を上げたり、
いたずらっ子のような目や挑発するような目でこちらを見るシーンなどがツボ。

音楽は 90 年代に流行った、「ジャングル」というジャンルも混じるのかな、と思います。
テクノというかレゲエというか、独特のリズムを刻むあの感じ。

ジャングルというジャンルで有名なところでは、
ダウンタウンの浜田さんと小室哲也氏の大ヒット曲
『H Jungle with t / WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』かな。
こちらはスローテンポですけど。

『Little Wonder』に戻りまして。

タイトルを直訳すると「ちょっと不思議」なんですが
歌詞の内容はちょっと不思議どころか摩訶不思議、です。
誰かに解説してもらいたいくらい。笑

この曲がリリースされた 1997 年、デヴィッド・ボウイは 50 歳くらい。

最近でこそ年齢を感じさせない人が多いですけど、
当時の 50 歳といえば相当おじさんなイメージがあって
「おじさんがこんな今どきの曲を作るんだ!」と驚いたものです(←超失礼)。

それどころか、多くのアーティストからも慕われる
現役バリバリのアーティストと知って、もう一度驚いたものです。

マドンナにせよデヴィッド・ボウイにせよ、
ずーっと第一線で活躍されている方って好奇心が旺盛で、
新しいものをいち早く取り入れていく柔軟さが人一倍あるように思います。

デヴィッド・ボウイは親日家としても知られていまして、
衣装や演出なども日本の文化を彼なりの形に変化させて取り入れたり、
有名なジャケット写真を撮影したのが日本人だったり。

ジャンルや人種を超えて活躍されていたデヴィッド・ボウイが
この世からいなくなったのは大きな宝を失ったような、そんな気がします。

わたくしには理解できない内容が多々ですが、
もしよかったら彼の世界に触れてみてください◎

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