やちむん

[旧ブログ “うつくしきものたち。” 過去記事]

前回の続き。

理想の使いやすくて万能なうつわを探し求めて彷徨っていた
うつわジプシーは、沖縄で終焉を迎えました。

それは、とある沖縄料理の居酒屋さんにて。

使われているお皿がすっごくイイ!と惹きつけられました。
料理を盛っている大皿も、各人の小さな取り皿も。
これこそわたしが求めていたものではないかと。

ちなみに、お皿だけでなくガラスの水差しや小鉢なんかも素敵。
なんかこう、料理もそうでしたが「いちいち素敵」なのです。

思わず、女将さんにお皿のことを聞きましたよ。
そこで初めて知った「やちむん」の世界。

やちむんとは、沖縄の方言で「焼き物」のこと。
沖縄の焼き物といえば、シーサーのイメージしかなかったので、まさに目からウロコでした。

もーほんと、「ようやく見つけたよー!」という状態です。
まさかまさかの沖縄とは、まったく想像していませんでした。

そんなわけで、家にある沖縄の焼き物たち。
女将さんにいろいろ聞いて、実際に足を運んで購入してきました。

やちむん

うはー、どれも素敵。
どれもこれも今のわたしには決して安いとは言い難い、一点もののお皿たち。

どれひとつとして同じものはなく、工房やお店も出向くたびに違うものが置かれているので
買い足したいと思って行ってみても置いてなかったり、
複数買いたくても 1 つしかなかったり。でもそれもまた、選んで購入する楽しみのひとつです。

それにしても、「伝統柄」と呼ばれる模様が美しい。

菊をかたどった「菊唐草」や、「点打ち」と呼ばれる技法でつくられた「三彩」、
魚を描いた「魚文」(買ってないけど)、そしてひまわりも伝統柄なんだそうです。

ひまわりというとヨーロッパなイメージだったのですが、
夏の花ということを思えば納得です。

ハッキリと大きく、そしてカラフルに描かれた模様のお皿たちは沖縄をイメージさせるだけでなく、
和に通じるものを感じさせ、オリエンタルな東洋の匂いも漂わせ、
ざっくりはっきりした全体像からは北欧のニュアンスすらも感じてしまいます。

結果、どの料理を盛り付けてもサマになる柔軟性があるのです。
これには驚きました。

裏側は真っ黒で、これも今までみたことない特徴。

やちむん

ひまわり柄の小皿は裏側にまで模様が描かれています。
見えない部分のおしゃれ。手を抜かない美しさ。

ちなみに、このひまわり柄の小皿の作者は女性。
金城次郎さんという人間国宝の方の娘さんだそうです。

それ以外は、島袋常秀さんという方の工房やお店で購入。
この方に惚れ込んでいます。

料理を盛った写真も載せたくなってきたので、しつこく続く。

ではではまた◎

※この記事は 2014/11/14 に旧ブログにて「やちむん」のタイトルで
アップしていたものを加筆・修正して再アップしたものです。

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