[旧ブログ “うつくしきものたち。” 過去記事]
立て続けにお気に入りのお店に行ってきました。
今回はいいウニが入るとのことで日曜日のランチタイムに。
…期待を裏切らない美味しさでした!
とろけるような、臭みのまったくないウニに、お米の固さ加減とチーズの量が絶妙なリゾット。
そしてひじきのようなものはトリュフ!
初めて、しっかりトリュフの香りというものを覚えたかも…。
ほかにも、ウロコまでしゃりしゃりと軽い歯ごたえで味わえる地元産のマダイや、
もりだくさんデザートなど、大満足のお昼でした。
…で、今回もシェフのトーク炸裂。
pekka りんとお店を訪れたのですが、
この日はわたしたちのほかにお客さんがおらず、貸し切り状態。
“大丈夫かなー?このお店…。” と思ったのですが、
話を聞いていると、昼よりも夜のほうが忙しい模様。
お店は浜松の中でも高級とされる地域にあるので、そういう客層に支えられてるのか、と納得。
今回はすべての料理をサーブしてもらった後、のんびりと話をしていたのですが、
ひとりでお店を切り盛りしているという話から、
なぜかシェフのプライベート事情にまでコトが波及。
第三者には話せないなぁ…という話が続出。
言葉だけを聞くと、けっこう強気なこと言ってるときもあるのだけど
なぜだか、きつくもなく、嫌味でもなく、楽しく聞けてしまうのが不思議。
これだけおおっぴらな話をして、それでもいいよ!というお客さんがお店に来ているのか、
それともシェフが話してもダイジョブそうな人を瞬時に見抜いているのか、
まあとにかく面白いお店です。
それもこれも、料理がおいしいのが大前提にあるし、
やっぱり料理が好きなんだ!楽しんでもらいたいんだ!という何かが伝わってくるからこそ。
…また行こっと。
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帰り道、素敵な虹のおまけつき。(撮影: pekka りん)
* 残念ながら、お店は 2012 年末に閉店。シェフは別のお店で活躍中。
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※この記事は 2012/07/01 に旧ブログにて「シェフ」のタイトルで
アップしていたものを加筆・修正して再アップしたものです。